ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

221125 作楽会 いけばな 草月流 181 花器の色を考える

2022年11月25日 | いけばな
花器は花材の色から選びました

下の写真のようにはじめは菊を固めていたのですが、先生のご指導で上の写真のようになりました
テーマ: 3-10 花器の色を考える
花材: ピンポンマム, 木瓜(ボケ)
花器: 陶器
 

ピンポンマム(ポンポン咲の洋ギク)
水揚げ: 水切り
出回り: 周年
 
 
 

ボケ・木瓜
水揚げ: 水切り
出回り: 10~5月
撓めが効く
 
 
旧芝川の除草作業で捨てられるよていのオギをたくさんもらって来ました
ピンポンマムと合わせて3つの形で楽しみました
ドイツ在住の友人は2つ目の作品ならいい・・・と言っていました
やっぱり、1と3はだめだよね
1・2までいけて、先生のご指導は、もっと高い位置で広げてみたらどうかというものでした。そこで3ができました
 







花材: オギは花材に来たことがありません。綿毛の間から種がぽろぽろ落ちて掃除が必要。この後先生がいけたものは良く乾いて種が落ちずに長持ちしました
いける前に完全に乾かすのが肝要の様です
 
ススキやパンパスグラスをたっぷりいけた作品を草月展などで見かけるので、イネ科の穂をたっぷり使っていけて見たかった。その希望がかないました。
また来年入手できたらやってみよう

221021 作楽会 いけばな 草月流 179 黄色の花器

2022年10月21日 | いけばな
いい花器だなとおもう。でもなかなか難しい、黄色の陶器花器。
「いいんじゃない、おおらかで、無造作で」 ということで手直し無しでした
テーマ: 4-7 実もの
花器: 陶器
花材: アロニア(セイヨウカマツカ),タニワタリ,マリーゴールド 
 


朝の散歩、除草されて乾燥させる為に放ってあったクズ
集積トラックに積み込む間際に、許可を得てツルだけを貰って来ました
 
はじめ、クリスマスのリース土台として皆さんでわけようかとおもって丸めてみたのだけれど 
「柔らかいなら自由に使ってみたら? たとえば花器に巻きつけたり」と先生。
その場で、ささっとひとつ作品を作って見せてくださった
 
そうだよな、その通り、ツル=輪=リース ってことはない。固定観念・思い込みって怖い
 
ということで、わたしは大きく広げて、針金で留めた交点には裂いて出てきた白い内側を見せて巻きつけてみました。アロニアの実は水なしでも2~3日もつそうです。
 
「楽しんでいけたのがわかる、いいんじゃない」ということで、これも手直し無しでした
 
花材: アロニア、クズ、マリーゴールド
 

家に帰って、小さくいけました。リンドウは2週間前のお稽古の物
 
 
草月展を見に行ったら、お家元の作品にたっぷりと実ものが使われていました
アロニアもあった
 
 
色・塊・線
その日の花材との出会いによるけど、すこし線の勉強をしてみようかなと、草月展を見学しながら漠然と考えました

221007 作楽会 いけばな 草月流 178 ニシキギ

2022年10月07日 | いけばな
ニシキギは葉を極力落としました。素晴らしい太い枝ぶりがしっかりした枝でした。先生が後ろから、よく撓めてねと。はい。ニシキギは折撓めができる。
 

好き好きだけれど、リンドウを高い位置に入れたら一体感がでるわね、と先生が一枝入れてくださいました
 
花 器: 陶器
テーマ: 木の構成
 
 


ニシキギ 錦木 ニシキギ科 ニシキギ属
Euonymus alatus (Thunb.) Siebold f. alatus
水揚げ: 水切り
出回り: 周年
撓めるときに、コルク質の翼がぽろぽろ取れるので注意する。
葉を茂らせた枝は初めてだったのでそれを生かすいけ方もあったかもしれない。無難に枝の線を見せるやり方をしたけれど。今日の枝には実もついていました。ニシキギは翼が無いとコマユミと呼ばれる。美しい紅葉が錦の名の由来。
 
 
応用花型の花材としてきました。撓めようとしてポキポキ連発

ヒバ 檜葉 ヒノキ科のいろいろな樹木や園芸品種の総称
これは黄金クジャクヒバだろうか 宿題
 

221001 作楽会 いけばな 草月流 177 コスモス

2022年10月01日 | いけばな
コスモスは技巧的にせず、ゆらゆらした立ち姿を生かす

サンゴミズキをハンノキで構成して、そこに沿えることにしました

初めはコスモスを立てて、先生に見ていただいたのですが
これでは眼が木に行かない、コスモスが目立ちすぎるとのご指導をいただきました
もうすこし、サンゴミズキの構成をよく考えていけなければいけなかったなと思いました
 
花 器: 陶器
テーマ: 木の構成・・・になってないけど・・・ 
 


サンゴミズキ珊瑚水木 ミズキ科 Cornus alba var. sibirica
水揚げ: 水切り 
出回り: 10~翌3月
枝の線と色を生かしてすっきりといける。季節が進めばもっと赤が冴えてくる。
 
 


ハンノキ 果実が1個づつついているのでハンノキ属のオオバヤシャブシではないかと思います(参考: 冬芽ハンドブック 文一総合出版 p.15)
カバノキ科 ハンノキ属 Alnus sieboldiana Matsum.
水揚げ: 葉があれば水切り 
出回り: 9~翌6月
 
 

コスモス キク科 コスモス属
Cosmos bipinnatus Cav.
水揚げ: 水切りはしっかり 
出回り: 5~12月