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俳句勉強中2 藤田湘子の型

2024-05-31 | 日記
藤田湘子氏の俳句入門書を勉強中です。
これから書くことは藤田湘子の著作「新版20週俳句入門」で書いてあることです。
入門書のエキスとも言うべき部分なのですが、書いてよい物なのか迷いましたが
俳句を理解するのに最高なのではないかと思い、また著者も亡くなっているので、俳句を勉強するには最適と信じて書くことにしました。
著作権等の問題ありと言うことでしたら、直ちに削除しますので権利者はご連絡下さい。
なお金魚も勉強中なので、理解不足や間違いがあるかも。
そのため、よいと思われた方は必ず原本を読むことをお勧めします。

藤田氏は俳句はその大半が配合の句で、初心者が一物の句を詠んでもほぼ失敗すると書いてあります。
以前の片山由美子氏は大半の句が一物だと言っていたのとは違う気もしますが、一物の俳句の作り方は教えないとしてます。
と言うより、藤田氏をしても教えられないそうです。

配合の句をしっかり身につければ、一物ものの作り方も分かってくるはずだというのです。
以下の俳句の型は全て配合の句の作り方だと言うことだそうです。
型1 名詞の季語に「や」の切れ字
   下の句は名詞止め
   中七字は下のことを言う
   中と下の句は上の季語とは関係がない  と言う型です。
例句は「名月や男が作る手打ちそば 森澄雄」となります。
のような型にはめるとなんとか俳句のようになるそうです。
この型の欠点は所謂兼題とかには使いにくいです。
季語を自分で選べる時に限ります。
そこで一句。
節分や傷跡白い古机
春雷や傷跡白い古机    季語によってイメージが違ってきます。

節分や傷跡白い古デスク
春雷や傷跡白い古デスク 机とデスクの違いでもイメージが違います

いやぁ、大変な発見です。
子供の夏休みの宿題等には使えそうです。

NHK俳句に応募しています。
兼題は「天の川」なのでこの型使えません。
天の川も星空を唄った句は一杯あるので、星空とは違った句を考えました。
ちなみに「天の川」は秋の季語。知ってましたか?
言うことで「秋」からのイメージで「天高く」とか「秋晴」から澄んだ空気をイメージしました。
澄んだ空気なら音も遠くまで届くのではなかろうかと、
そこで一句
 天の川聞こえますかと女児の声   でどうでしょう。

でも、ちょっとですね。
これだと聞こえますかと女の子が聞いてるだけ、ちょっと違うのです。
女の子の声が天の川まで届くような澄んだ空気感を詠みたいのです。
で次の句

天の川聞こえてますか女児の唄  でどうでしょう。






  




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