セレンディピティ ダイアリー

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グランド キッチン @パレスホテル東京

2023年02月11日 | グルメ

丸の内・パレスホテル東京のオールデイダイニング、グランド キッチン (GRAND KITCHEN) でランチをいただきました。ロビーラウンジの奥にあるこちらのレストランは、天井が高く、一面の窓の向こうにテラス席が広がる開放的な空間です。

寒い時期でもあり、私たちは室内の席にしましたが、ブラウンを基調としたシックでモダンなインテリアが、落ち着いた雰囲気でくつろげました。

この日は車で出かけたので、ノンアルコールの飲み物をいただきました。私はノンアルコール スパークリングワイン (Opia Non-Alcohol Sparkling Wine  Chardonnay) もうひとつはノンアルコール 赤ワイン (Opia Non-Alcoholic Wine Cabernet) です。

スパークリングワインはさっぱりと軽やかな口当たりで、食事によく合いました。はじける泡に気分が華やぎます。

前菜の前に運ばれてきたパン2種は、かりっとしたバゲットと、少し甘みのあるテーブルロール。私はバゲットが特に気に入って、オリーブオイルをたっぷりディップして、お代わりもしていただきました。

前菜その1は、真鯛のマリネ/ちりめんキャベツとアンチョビ、シブレットクリーム。白とグリーンが見た目にもさわやかな一品です。

上の緑をどけますと、やわらかくゆでたちりめんキャベツの上に薄造りにした鯛のマリネがきれいに重ねられています。チャイブ風味のクリームがさわやかです。

前菜その2は、鱈、ムール貝、帆立貝のナージュ仕立て/岩海苔&生姜。魚介を使ったスープ風の一品です。魚介のうまみがぎゅっとつまった風味豊かなお味でした。岩海苔と生姜で、薬膳風の味わいもありました。

メインのお料理は3種類から選びます。こちらは、香川産オリーブ豚バラ肉のプティ サレ オ ランティーユ。あとで調べたところによると、プティ・サレ・オ・ランティーユとは、塩漬けにした豚肉とレンズ豆を煮込む、フランス・オーベルニュ地方の伝統料理とのこと。

こういう滋味深いお料理、大好きです。

私は「西オーストラリア産骨付き仔羊肉/グランメール、白人参のピューレ」にしました。グランメールとはおばあちゃんのことで、家庭的なお料理という意味合いがあります。

仔羊のロースト?は柔らかくてクセがなく、添えられたソースも絶品でした。フレンチの王道をいく、ほっとする味わいのお料理でした。

この日は私の誕生日のお祝いだったので、レストランの方で、デザートにメッセージとキャンドルを添えてくださいました。デザートは「蜜柑のマリネ/マスカルポーネのエスプーマ、ピスタチオのアイスクリーム」です。

甘みのある旬のみかんに、ふわりと柔らかく泡立てたマスカルポーネの軽やかな酸味がよく合います。コーヒーといっしょにおいしくいただきました。

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