ヤマザキマリ作「リ・アルティジャーニ」を読みました。サブタイトルが「ルネサンス画家職人伝」です。15世紀ルネサンスが花開いたイタリアの芸術家のことをその当時はアルティジャーニ(職人)と呼んでいました。カラーの漫画でフィレンツェ、ナポリ、ヴェネツィアが出てきて、イタリアの景色もきれいです。「フィレンツェ篇」ではレオナルド・ダ・ヴィンチ、サンドロ・ボッティチェリ、フィリッポ・リッピ、フィリピーノ・リッピ、パオロ・ウッチェロなどが登場します。「ナポリ篇」ではアントネッロ・ダ・メッシーナ、ニッコロ・アントニオ・コラントニオ、「ベネツィア篇」ではジョヴァンニ・ベッリーニ、アンドレア・マンテーニャなど登場します。なかなか名前が覚えられませんが前にも「ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術館」を読んでいるので、少しわかるようになってきました。職人から芸術家への変遷。カラー漫画でボッティチェリやレオナルド・ダ・ヴィンチの若いころのカッコいい姿を見られたのも良かったです。
2023-1-28(土) 図書館資料 請求番号:726.1/ヤ
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