バターリャ修道院のジョアン1世騎馬像前です。
建築が長引いたため、ゴシック建築の特徴と華やかなマヌエル様式と他の様々な建築様式が融合した世界でも珍しい建築物だそうです。
こちらが入口です。
中央の彫刻はキリストの戴冠です。
こちらは棺です。ジョアン1世とその妃、エンリケ航海王子の棺があるそうですが、私は詳しいことは聞き漏らしました。
マヌエル様式は海や船をモチーフとした装飾が特徴で、国王マヌエル1世がポルトガルのすべての建築物に取り入れるよう命令を出した王室御用達の様式でした。
天球、翼を生やした天使、ロープ、円、木の切り株、クローバーの形などマヌエル様式の彫刻です。
床の石には一つ一つマークがあります。石を運んだ方のマーク(Yや+)でマークの数により賃金が支払われたそうです。
こちらは手が込んでいます。石に掘るのは時間がかかるでしょうね。
ステンドグラスもきれいです。
未完の屋根のない礼拝堂です。扉口の幾重にもなったアーチの装飾がマヌエル様式の代表作だそうです。
八角形の霊廟でその一辺が扉口となっています。
雨が降って暗くなってきたので、明かりがともりまたステキな光景を見られました。
2016-11-24(木) 撮影