長い間更新していなくて、読んだ本のことも忘れそうですσ(^_^;)アセアセ...
大聖堂ーケンフォレット作の上中下三冊を読みました。この本を読もうと思ったのは、今は亡き児玉清さんの愛読書であったからです。翻訳でも原語でも読まれたそうです。イギリスのお話で、石工の夢はやはり大聖堂を建てることでした。幸田露伴の「五重塔」を思い出します。建築にかける熱意はまったく同じだと思いました。司祭や修道院長、修道士など登場します。どんなに強い信仰を持ってもやはり神様ではありません。人間なので欲のために人をおとしめたり、罪を犯してしまいます。人間らしい物語だと思いました。他にも沢山の登場人物が個性豊かな人生をを歩んでいきます。感動してあっという間に読み終えました。読んでいる時は児玉清さんを思い出し、どんな感想を持たれたのかなと思いました。
お気に入り度:★★★★★ 図書館資料 請求番号:B/933/フォ 1、2、3