高槻市の姉妹都市島根県益田市へ行ってきました。ティンホイッスルの先生が島根県芸術文化センターで姉妹都市文化交流演奏会に出演されるので、私たちも前座で出演させて頂くことになりました。そして打ち上げの時に初めて石見神楽を観せて頂きました。お囃子はもちろん、大蛇の迫力にはビックリしました。真砂神楽保存会の方に動画を撮ってYou Tubeにアップしても良いかお尋ねしたら、どうぞどうぞと了承して頂きました。長い動画を短くするのに苦心してちょっと変な所もありますσ(^_^;)アセアセ...石見神楽「大蛇(おろち)」です♡ー真砂神楽保存会ーご覧下さい。2泊3日の楽しい思い出いっぱいの旅になりました。
<解説>
別名「大蛇」「八岐の大蛇」「蛇舞」「八戸」という。
須佐之男命は数多の神々に外国へと神払いに払われ、永い流浪の旅の中で雨が降る時又風の吹く時に、日の本の国恋しさに新羅の国より、 舟に乗って日の本の国、出雲の簸の川の畔に着かれた。その時川上より箸が流れてくるのを見られ、川上に人が住んでいると思われて、川上を尋ねてみれば、 老夫婦が一人の娘を中に泣きくれておるので詳細を聞くと、この川上に、頭が八つに尾が八つある八岐の大蛇が住み、夫婦の間で育てた8人の姫を、7年の間に7人奪われ、ここに残った一人の娘も、 大蛇に奪われる時が近づき、いつ別れになるかと嘆く処と聞かされた。命は老夫婦に、大蛇は酒を好むものだから、色々な木の実を集めて酒を造り、高い所に姫を立たせ、 酒の中に娘の影を映すと、大蛇は姫かと思い、姫影の映った酒を飲み、酔い伏した時に十束の剣を持って退治すると言って、老夫婦に酒を造らせて、命の思う通りに八岐大蛇をずたずたに切り平らげて、 最後に尾を切る時に、剣の刃が欠けたのを不審に思い、断ち切ってみると、尾の中から一振りの剣が出てきました。その時、この川上に叢雲の立ち昇るのを見られて、 天の叢雲の剣(あめのむらくものつるぎ)と名付けて、天照皇大御神に献上されました。のちに草薙の剣と改名され、三種の神器の一つとなりました。命は稲田姫と結ばれて、出雲地方の治山治水に多く貢献され、 今も産業の神様として讃え祀られています。
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