晴れ。最低気温2.2度。最高気温12.1度。紫外線強く、外にいたら顔が真っ赤に焼けた。
韓国では英語熱が盛んである。就職するなら何はともかく英語だ。お陰で、韓国語が完璧で英語が出来ない韓国語ネイティブよりも、韓国語は怪しげだが、本場仕込みの英語を話す在米韓国人が歓迎されるという事態が現実に起きている。いくら“国際化社会”とは言え妙な話だ。英会話番組や英会話学校の広告などで“ヨンチ脱出!”というコトバをよく目や耳にする。“ヨンチ”とは“英痴”の韓国語読みだ。つまり、“英語が出来ない(英語音痴)から脱出しよう!”という意味である。
私も“英痴(ヨンチ)”だが、“ウンチ”でもある。ご存知の通り、運動音痴のことだ。とにかく小さい頃から運動とかスポーツといったものはからっきしダメだった。映画「いま、会いにゆきます」の佑司ではないけれど、運動会や体育の授業がある前の日は、家のベランダにてるてる坊主を逆さにぶら下げ、ひたすら雨が降るのを願っているような子どもだった。雨が降って、「今日の体育は中止だぁ~」と喜び勇んで学校に行ったら、体育館で体育の授業があったりしてひどく落ち込んだことは数知れない。
だから、早く大人になりたかった。大人になれば体育の授業からも運動会からも解放されるからだ。しかし、その期待は見事に裏切られた。私の入った会社には体育大会があったのだ。今はもう会社の規模も大きくなり、体育大会などは無くなったものの、部署対抗のボウリング大会などは私が会社を辞めるまで、毎年行われていた。そして皮肉なことに、人事や総務を担当していた私は幹事をさせられたりもした。
そう言えば以前、海外支社対抗の大規模な体育大会がソウルのオリンピックスタジアムで行われ、何故か私も、日本支社代表選手のうちの一人として参加したということもあった。まさか自分がソウルのオリンピックスタジアムで障害物競走をして、チーム優勝してしまうとは考えもしなかった。今となってはいい思い出だ。それにしてもオリンピックスタジアムを貸し切って、体育大会をしてしまう会社も会社だ。体育大会とはいえ、業務なので海外出張扱いだ。しかもトレーニングやリハーサルなどで十二日間もソウルに滞在したのだ。ちょうど九月初めだったので、日本に戻ってきた時には真っ黒に日焼けしていた。
今日もそんな天気だった。家に帰って鏡を覗いたら、額と鼻の頭が真っ赤に日焼けしていた。あまりに天気が良かったので、散歩がてらソウルのワールドカップ競技場近くにある公園へ出かけたのだ。
今日(3/30)は2005年ドイツワールドカップアジア最終予選韓国対ウズベキスタン戦が行われるので、競技場のチケット売り場は当日券を買い求める人たちで賑わっていた。何となく気になってチケットブースに行くと、S(一等)席、A(二等)席、B(三等)席がそれぞれ、五万(五千円)、三万(三千円)、二万ウォン(二千円)で販売されていた。あいにくプルグンアンマ(赤い悪魔=Red Devil)の応援席(三万ウォン=三千円)は売り切れだった。
もともと“運痴なワタシ”はサッカーとか野球といったものに関心が無い。私にとって、競技内容はどうでも良いのだ。あえて言うなら、勝ち負けにしか目が向かないのだ。
そんな自分がまさか、今夜ソウルのワールドカップ競技場のバックスタンド中央最前列で韓国代表チームを応援するとは誰が想像し得ただろうか?プロのサッカー試合を生で観るのは生まれて初めての経験だ。しかもワールドカップのアジア最終予選。場所はソウルのワールドカップ競技場だ。どうかしている。
試合は2-1で韓国代表がウズベキスタン代表に勝った!
でも私は今日、ゴールを決めた韓国代表選手の名前はおろか、韓国代表選手の名前を一人も知らない。赤いユニフォームが韓国で、青いユニフォームがウズベキスタン。相手チームのゴールにボールが入れば得点。試合時間は前・後半の合わせて90分というのは知っている。オフサイドという言葉は聞いたことがあるが、実際にどんな場合がそれに該当するのかは知らない。
でも、生で観たサッカーは思った以上に楽しかった。会場全体が一体となって、「テーハンミングック!」と応援するのはテレビの前での応援とは比べ物にならない。試合開始が午後8時で、試合が終わる頃には寒さに震えながらの観戦だったが、これで五万ウォンなら安いと思った。
サングラスに大き目の帽子を深めに被っていたので最初は誰か判らなかったが、ウォンビンがすぐ近くの席にいたのには驚いた。
写真は私の座席から見た韓国側の応援席。国歌斉唱の際に現れた巨大な太極旗(韓国の国旗)。
為替ウォン高の勢い弱まるところを知らず。100=937.61ウォン。韓国の国民健康保険料を払うために日本円をウォンに両替。両替した際、銀行に外国人登録証を忘れたことに気がついた。急いで銀行に戻ると、銀行の人が預かっていてくれた。
外国人登録証を紛失すると、再発行の手続きが面倒な上にお金もかかるので一時はどうなることかと心配したが、無事見つかって本当に嬉しかった。拾ってくれた人に感謝!銀行の人に感謝!そして神様に感謝!
韓国では英語熱が盛んである。就職するなら何はともかく英語だ。お陰で、韓国語が完璧で英語が出来ない韓国語ネイティブよりも、韓国語は怪しげだが、本場仕込みの英語を話す在米韓国人が歓迎されるという事態が現実に起きている。いくら“国際化社会”とは言え妙な話だ。英会話番組や英会話学校の広告などで“ヨンチ脱出!”というコトバをよく目や耳にする。“ヨンチ”とは“英痴”の韓国語読みだ。つまり、“英語が出来ない(英語音痴)から脱出しよう!”という意味である。
私も“英痴(ヨンチ)”だが、“ウンチ”でもある。ご存知の通り、運動音痴のことだ。とにかく小さい頃から運動とかスポーツといったものはからっきしダメだった。映画「いま、会いにゆきます」の佑司ではないけれど、運動会や体育の授業がある前の日は、家のベランダにてるてる坊主を逆さにぶら下げ、ひたすら雨が降るのを願っているような子どもだった。雨が降って、「今日の体育は中止だぁ~」と喜び勇んで学校に行ったら、体育館で体育の授業があったりしてひどく落ち込んだことは数知れない。
だから、早く大人になりたかった。大人になれば体育の授業からも運動会からも解放されるからだ。しかし、その期待は見事に裏切られた。私の入った会社には体育大会があったのだ。今はもう会社の規模も大きくなり、体育大会などは無くなったものの、部署対抗のボウリング大会などは私が会社を辞めるまで、毎年行われていた。そして皮肉なことに、人事や総務を担当していた私は幹事をさせられたりもした。
そう言えば以前、海外支社対抗の大規模な体育大会がソウルのオリンピックスタジアムで行われ、何故か私も、日本支社代表選手のうちの一人として参加したということもあった。まさか自分がソウルのオリンピックスタジアムで障害物競走をして、チーム優勝してしまうとは考えもしなかった。今となってはいい思い出だ。それにしてもオリンピックスタジアムを貸し切って、体育大会をしてしまう会社も会社だ。体育大会とはいえ、業務なので海外出張扱いだ。しかもトレーニングやリハーサルなどで十二日間もソウルに滞在したのだ。ちょうど九月初めだったので、日本に戻ってきた時には真っ黒に日焼けしていた。
今日もそんな天気だった。家に帰って鏡を覗いたら、額と鼻の頭が真っ赤に日焼けしていた。あまりに天気が良かったので、散歩がてらソウルのワールドカップ競技場近くにある公園へ出かけたのだ。
今日(3/30)は2005年ドイツワールドカップアジア最終予選韓国対ウズベキスタン戦が行われるので、競技場のチケット売り場は当日券を買い求める人たちで賑わっていた。何となく気になってチケットブースに行くと、S(一等)席、A(二等)席、B(三等)席がそれぞれ、五万(五千円)、三万(三千円)、二万ウォン(二千円)で販売されていた。あいにくプルグンアンマ(赤い悪魔=Red Devil)の応援席(三万ウォン=三千円)は売り切れだった。
もともと“運痴なワタシ”はサッカーとか野球といったものに関心が無い。私にとって、競技内容はどうでも良いのだ。あえて言うなら、勝ち負けにしか目が向かないのだ。
そんな自分がまさか、今夜ソウルのワールドカップ競技場のバックスタンド中央最前列で韓国代表チームを応援するとは誰が想像し得ただろうか?プロのサッカー試合を生で観るのは生まれて初めての経験だ。しかもワールドカップのアジア最終予選。場所はソウルのワールドカップ競技場だ。どうかしている。
試合は2-1で韓国代表がウズベキスタン代表に勝った!
でも私は今日、ゴールを決めた韓国代表選手の名前はおろか、韓国代表選手の名前を一人も知らない。赤いユニフォームが韓国で、青いユニフォームがウズベキスタン。相手チームのゴールにボールが入れば得点。試合時間は前・後半の合わせて90分というのは知っている。オフサイドという言葉は聞いたことがあるが、実際にどんな場合がそれに該当するのかは知らない。
でも、生で観たサッカーは思った以上に楽しかった。会場全体が一体となって、「テーハンミングック!」と応援するのはテレビの前での応援とは比べ物にならない。試合開始が午後8時で、試合が終わる頃には寒さに震えながらの観戦だったが、これで五万ウォンなら安いと思った。
サングラスに大き目の帽子を深めに被っていたので最初は誰か判らなかったが、ウォンビンがすぐ近くの席にいたのには驚いた。
写真は私の座席から見た韓国側の応援席。国歌斉唱の際に現れた巨大な太極旗(韓国の国旗)。
為替ウォン高の勢い弱まるところを知らず。100=937.61ウォン。韓国の国民健康保険料を払うために日本円をウォンに両替。両替した際、銀行に外国人登録証を忘れたことに気がついた。急いで銀行に戻ると、銀行の人が預かっていてくれた。
外国人登録証を紛失すると、再発行の手続きが面倒な上にお金もかかるので一時はどうなることかと心配したが、無事見つかって本当に嬉しかった。拾ってくれた人に感謝!銀行の人に感謝!そして神様に感謝!
ウォンビンの大ファンなのですね!
ウズベキスタン戦の時は、カメラ付き携帯で周りのお客さん達から写真撮られまくりで、落ち着いて観戦どころではないようでした。ウォンビンぐらいのスターになると、何をするにしても本当に大変ですね。
見ていて本当に可哀相でした。
ウォンビンの大ファンのゆりゆりと申します~♪ウォンビンという言葉にふらふらと吸い寄せられました}
ウズベキスタン戦で、ウォンビンさんの近くの席に座ってらっしゃったのですか~?
すごい~すごすぎます~!
うらやましいですね{/nezumi/
私が近くに座っていたら、興奮しすぎて、サッカーどころじゃなくなりそうです…。