特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

やっぱりパク・ジョンヒョン!

2005-01-29 22:40:33 | 韓国留学記
 雨一時雪のち晴れ。最低気温-5度。厳しい寒さが戻る。

 昨夜(1/28)SUPER LIVE IN SEOUL(スーパーライヴ イン ソウル)が韓国ソウルのオリンピックホールで開催された。日韓友情年(2005年)を記念した日韓両国のアーティストによるコラボレーションライブだ。チケットが手に入ったので行ってきた。

 日本からはCHEMISTRYDA PUMPKiroroが、韓国からはパク・ジョンヒョン(朴正)パク・ヒョシントンバンシンギ(東方神起)がそれぞれ参加した。

 私はパク・ジョンヒョン(朴正)が韓国デビューをした時からの大ファンなので、彼女の迫力のある歌が聴けただけで大満足!
 日本国内でもリナ・パークという名前でデビューを果たした。年末年始に日本でも彼女のデビューシングルのテレビコマーシャルを何度か見た覚えがある。1976年アメリカ生まれの在米韓国人なので韓国語よりも英語のほうが得意だ。
 
 昨夜のライブではDA PUMP、パク・ヒョシン、Kiroro、CHEMISTRY、パク・ジョンヒョン、トンバンシンギ(東方神起)の順にそれぞれ三曲ずつ歌った。

 DA PUMPは一気に会場を盛り上げた。

 パク・ヒョシンは中島美嘉(なかしまみか)の“雪の華”を韓国語でカヴァーしているので、その一部をきれいな日本語で歌った。

 Kiroroが「長い間」を一部韓国語で歌ったのには驚いた。ソウルでのライブは昨年十一月に続いて二度目というのにも驚かされた。デビュー以来変わらない透明感のある歌声はKiroro独特の世界をつくり上げていた。MCも短いながらも韓国語でこなし、一生懸命さが伝わってきた。

 逆にCHEMISTRYは簡単な挨拶など一部を除き日本語で通してしまったので、観ていて間が持たない感じがした。

 そして待ちに待ったパク・ジョンヒョンの登場だ。彼女の歌唱力には以前から定評があるが、昨夜も他の歌手やユニットを一切寄せ付けないような素晴らしい歌声を披露してくれた。会場全体を完全に包み込むような実に伸びのある歌は聴いていて実に気持ちが良い。ぜひ日本でも一人でも多くの人に彼女の歌を聴いてほしいものだ。CHEMISTRYと一緒に“日韓友情年のテーマソング”である「Dance With Me(KOREA/JAPAN Ver.)」も披露した。

 昨夜のライヴに来た観客の多くが何故かトンバンシンギのファンだった。女子高生らの甲高い喚声を背中に、大トリのトンバンシンギ(東方神起)が登場したところで私は会場をあとにした。あれではまるでトンバンシンギのためのライブではないかと思ってしまうほどに、会場は異常な盛り上がり方だった。

 会場のあるオリンピック公園は都心から離れているので、ややもすると終電の時間を過ぎてしまうのだ。昨日も夜七時半の開演予定が八時にずれ込み、会場をあとにしたのは夜十時をまわっていた。十時を過ぎると地下鉄の本数が一気に減り、都心部行きの電車も無くなって、家にたどり着くにはタクシーを利用せざるを得ない状況に陥るのは目に見えている。

 結局家には11時半頃無事到着。日付変更線を越えずに済んだ。

 今朝は雨で朝になってもなかなか明るくならず、八時過ぎに起床。遅めの朝食。日中は本を読んで過ごした。韓国語の本を読むスピードが速くなっていることに気付く。三年も韓国にいれば誰でもそうなるか・・・と思いつつも妙に嬉しかった。夕食前にスポーツクラブに出かけて運動不足を解消した。