特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

幸せな水曜日

2005-01-26 20:33:31 | 韓国留学記
 晴れ。今朝の最低気温-2度。最高気温5度。春を思わせる暖かさ。

 幸せを感じる時とはどんな時ですか。
 
 早起きして、日の出を見たとき?
 美味しい物をお腹一杯食べたとき?
 愛する家族と一緒にいるとき?
 好きな人と一緒にいるとき?
 太陽の匂いがするお布団で寝たとき?
 お気に入りの洋服を見つけたとき?
 お給料やボーナスをもらったとき?
 宝くじが当たったとき?
 風呂上りにビールを飲んだとき?
 温泉でのんびりしてるとき?
 天気が良い日に近くの公園を愛犬と一緒に散歩しているとき?
 料理を作っているとき?
 部屋の掃除をしているとき?
 美味しい紅茶を飲んだとき?
 絵を描いているとき?
 本を読んでいるとき?
 スポーツをしているとき?
 好きな曲を聴きながらドライブしているとき?
 青い海を見たとき?
 音楽を聴いているとき?
 美しい夕焼けをみられたとき?
 
 思いつくまま並べてみましたが、身の回りにはたくさんの“幸せ”が溢れているといことがわかります。

 今日は久しぶりに春のような暖かさだったので、散髪に行ってきました。

 私の髪はくせ毛なので、少しでも長くなると自然にウェイブがかかり、毛先がくるっと丸まってしまいます。直毛の人には羨ましがられますが、私自身はあまり好きではありません。ですから、少なくとも一ヶ月に一回は散髪に行きます。私は顔を剃ってもらうのが好きなので、断然理髪店派です。

 ソウルに住んで3年近く経ちますが、「全体的に短く」とか「周りは白くならないようにバリカンじゃなくて鋏で切って下さい」ぐらいは言えますが、今でも韓国語で自分の希望するカットを思い通りに言えず、もどかしい思いをすることは少なくありません。

 「バリカンを使わないでください」と言ったのに、お店の人は「バリカンのほうが絶対きれいに仕上がる」と言って聞かず、バリカンで思いっきり短く、真っ白く刈られ、鏡の前で涙をのんだこともありました。

 でも、今日は思ったとおりの仕上がりでとっても満足しています。顔も実に丁寧に剃ってもらいました。実にすがすがしい気分になりました。これで8,000ウォン(800円)なのですから“値頃感”は充分あります。

 気分が良かったので、お昼も学食で100ウォン(10円)高い定食を食べてしまいました。
 気分が良かったので、大学生協で本も買ってしまいました。
 『十名の日本人,韓国にハマる』、『李健煕(イ・ゴニ) 改革10年』の二冊。前から読みたかったんです。

 買った二冊の本を小脇に抱え、春のような天気の下、のんびりと大学のキャンパスを散策していたら、とっても幸せな気分になりました。

 家に戻り洗濯をして、布団を干し、窓を大きく開けて部屋の掃除をしました。シャワー室兼トイレも綺麗にしました。シンクも磨きました。

 私の三味線の師匠である六千友先生から美しい絵葉書も戴きました。感謝!

 おかげで、心までほんわか暖かくなった一日でした。