仙台バッハゼミナール

2000年4月24日、J.S.バッハの作品の解釈と演奏研究を通してその音楽への理解を深めることを目的として発足しました。

9月28日のゼミ

2011年10月02日 | 今日のゼミ
皆様 こんにちは
十月に入り、ますます秋が深まってきましたね。

さて、9月28日のゼミは参加者6名。
主に、第10番e-mollのフーガのまとめをしました。

この曲は、ロンドン自筆譜とアルトニコルの写本とで
最後の終わり方に違いがあります。
ロンドン自筆譜では70小節で終わっているところ
アルトニコルの写本では86小節まであります。

ちなみにヘンレ版ではアルトニコルを使っています。

構成の図について、
曲が流動的であり、間奏に入る前に
先んじてモチーフが出現していたりするので
より分かりやすくなるよう
モチーフが始まる位置などを調節しました。

曲を5つに分けていたのですが
それらをまた大きく3つにまとめる事としました。


この第10番は、地震の前に話し合いを始めたこともあり
ここまでこぎつけるのに長い期間がかかってしまいました。
担当者さんも大変だったと思います。
お疲れ様でした。


第16番g-mollも少し入りましたが
ほとんど進まないまま時間が終わってしまいました。
こちらはまた次回、進めたいと思います。

次回ゼミは10月19日を予定しております。

猛暑から台風を過ぎたら、急に寒さが感じられるようになって来ました。
少しずつ風邪も流行ってきているようです。
体調管理には十分気をつけて
また次回ゼミでお会いしましょう~。




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