わしやま

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このやろ!「Pink Cadillac」

2010-09-20 02:36:00 | わしやま音楽祭VOL.11
お届けするのは

Bruce Springsteen「Pink Cadillac」

「わしやま音楽祭VOL.3」でナタリー・コールヴァージョンをアップしましたが、この曲は「アメリカのボス」を決定つけたアルバム「Born in the U.S.A.」からの第一弾シングル「Dancin'in the dark」のB面にリリースされたナンバー。

9月23日にお誕生日を迎えますが、同じくお誕生日を迎える後藤真希(年の差は36歳)と同じ潜在能力のボスですが

生まれてから1970年代までの経緯を。

1949年、アメリカ合衆国ニュージャージー州ロングブランチで生まれ。フリーホールド育ちのシンガーソングライター。父はオランダ系とアイルランド系の混血のトラック運転手、母はイタリア系アメリカ人。敬虔なカトリック教徒。

アメリカを代表するロックン・ローラー。通称は「ボス(Boss)」。初期の作品においては、青春群像の描写に際立った才能を示したが、やがて社会的なテーマを作品に織り込むことによって、アメリカ民衆の声を代弁する存在へと成長した。ウッディ・ガスリー(1912~1967;労働者、貧困、差別に苦しんでいる人たちを代弁し歌ったフォークシンガーで、後にボブ・ディラン、高田渡が影響を受けた。)の後継的な立場にあるアーティストの一人である。

エルヴィス・プレスリーに憧れてギターを始めた。10代半ばから、地元ニュージャージーで数々のアマチュア・バンドに参加。1969年に結成した、スティール・ミルというハードロック・バンドは、西海岸に演奏旅行に出かけた際に、ビル・グレアムからデモ・レコーディングの機会を与えられ、更にレコード契約を提示されるほどの評価を得た(結果的にレコード・デビューはしていない)。1971年の同バンド解散後は、リズム・アンド・ブルースの要素を取り入れたブルース・スプリングスティーン・バンドというグループを結成するも、仕事の不足からあえなく短期間で解散している。

前述のバンド解散後はソロで活動をしていたが、1972年に若手音楽ビジネス家のマイク・アペルと出会い、才能を見込まれてマネージメント、レコード・プロデュースおよび音楽出版契約を結ぶ(後に、この契約が原因となって訴訟問題が起こる)。その後、大手レコード会社CBSの伝説的A&Rマン、ジョン・ハモンドのオーディションを受ける。ハモンドはその才能を絶賛、結果1973年1月に『アズベリーパークからの挨拶 (Greetings From Asbury Park, N.J.) 』でレコードデビューする運びとなった。

デビュー当初は「第二のディラン」というキャッチ・フレーズで、シンガーソングライター的な扱いでのプロモーションを受けた。あくまでロックン・ローラーとしての活動にこだわっていた本人は、そのギャップに苦しむことになった。セールス的にはまったく振るわず、クラブ・サーキット中心のライヴ活動に活路を求めた。

1973年11月に、セカンド・アルバム『青春の叫び (The Wild, The Innocent & The E Street Shffule) 』を発表。評論家からは高い評価を得た。一方で地道なライヴ活動が実を結び、圧倒的なパフォーマンスが評判を呼ぶ。

1974年に、ライヴを観たロック評論家ジョン・ランドーは、リアルペーパー誌に「私はロックン・ロールの未来を観た」と絶賛のコラムを掲載する。そのランドーをプロデューサーに招いて製作された、1975年のサード・アルバム『明日なき暴走 (Born To Run) 』は、発売1週間後にチャートトップ10に入り、10月18日付けチャートで3位となるヒットとなる。また、タイム誌とニューズウィーク誌の表紙を同時に飾るという快挙も成し遂げる。

だが、ジョン・ランドーのプロデュース参加や曲の著作権を巡って、マネージャーのマイク・アペルとトラブルになり、1976年に裁判となる。最終的には1977年に法廷外での和解となり、アペルとの関係を解消したが、レコーディング活動は2年間休止した。なお、ランドーは後にスプリングスティーンのマネージャーとなっている。

前作より3年のブランクの後、1978年にアルバム『闇に吠える街 (Darkness On The Edge Of Town) 』を発表する。前作のセールスには及ばなかったものの、その後のライヴでの主要レパートリーが多く収録されたアルバムとなった。アルバム発表後に行われた全米ツアーでのパフォーマンスの凄まじさは伝説となっている。
 
この歌は、チャック・ベリー風なロックンロールナンバーであるが、歌詞はタイトルの「ピンク・キャデラック」を乗っている人を罵る内容になっている。



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