![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/92/954b33e6ad29ec2a76a47edc9ba5a771.jpg)
お届けするのは
チューリップ「博多っ子純情」
1966年ビートルズ日本武道館ライブを観た財津和夫が、様々なバンドの腕利き達を引き抜き、結成、福岡のライブハウス「照和」で活躍した後、上京し、シングル「心の旅」が、オリコンチャートで1位獲得し、一躍人気バンドの仲間入りをし、影響受けたビートルズの要素を取り入れたポップスを確立した。また、メンバー全員がビートルズの影響からか、作詞作曲を行い、曲を残している。
この曲はその表れで、1977年アルバム「Welcome to my house」に収録されたもので、
作詞はほしのあきと同じ潜在能力の安部俊幸、
作曲は希志あいのと同じ潜在能力の姫野達也。
生まれ故郷福岡の街を描いた情緒的な歌詞とビートルズ「ミッシェル」とポール・マッカートニー「Another Day」の要素があるサウンドが一致し、博多祇園山笠の時期になると聴きたくなるナンバー。
では、
永井豪と同じ生年月日で同じ潜在能力の長谷川法世の同名の漫画をプチ紹介。
1976年から1983年まで、「漫画アクション」(双葉社)に連載された。
福岡・博多を舞台とし、郷六平と小柳類子の中学生から大学生になるまでの青春群像を縦軸に、博多祇園山笠などに代表される人情味あふれる古きよき時代の博多の風物を横軸にした作品である。六平の父は博多人形師で、彼らも登場する。連載開始当初は、西鉄福岡市内線(1979年廃止)の路面電車も作品内に度々登場した。
セリフは博多弁であり、「博多」を全国に広めた劇画である。サブタイトルにも、毎回博多弁が用いられた。
1978年には松竹配給で映画化。1995年には一部脚色の上、NHK連続テレビ小説『走らんか!』としてテレビで放映された。
第26回(昭和55年度)小学館漫画賞受賞。
ハウス食品の即席ラーメン『うまかっちゃん』のテレビCMキャラクターとしても有名。博多の菓子『博多通りもん』のCMでは、長谷川法世と郷六平、小柳類子が映像の合成により共演している。
この曲の歌詞も漫画に登場する。「取締役 島耕作」の博多赴任編でも山笠を舞台にした話で、この歌詞が登場した。 なお、同曲が収録されたアルバム「WELCOME TO MY HOUSE」の歌詞カードは長谷川法世による毛筆である。
7月15日に山笠が行われ、終われば、お祭り騒ぎも終わり、夏到来へと…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/48/8818f1fb53d3bc0e87c5870fad186bc2.jpg)