わしやま

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2011-03-25 22:00:00 | わしやま音楽祭vol.13
お届けするのは

エルトン・ジョン「It's Me That You Need(邦題;Yes,It's Me)」

本日はエルトン・ジョンのお誕生日ということであっぷしました。

世界を代表する天才的破天荒な音楽アーティストであるが、

シングル、アルバム総売り上げは2億5,000万枚以上で、世界ランク第8位である。

「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガー」に於いて第38位。


この曲は、1969年にリリースしたデビューアルバム「エルトン・ジョンの肖像」に収録されたナンバーで、事実上彼のデビューシングルである。

当初イギリスのみで発売されほとんど注目されなかった。

エルトンがスターダムに上り詰めた1975年に、ようやくアメリカなどで発売され、好セールスを記録している。ちなみにアメリカでの発売の際はジャケットが現行(オリジナル)のエルトンのイラストから、寂寞感あるたたずむ巨石のイラストに変更されていた。

当時エルトンは在籍していたバンド、ブルーソロジーを離れ、作詞家バーニー・トーピンと出会い、作曲家活動を行っていた。ブルーソロジーの仲間であったギタリスト、カレブ・クェイがスタジオエンジニアとなったことから、試験的にレコーディングを行うようになる。前年にはソロ名義での初のレコード「I've Been Loving You」をリリースするなど、アーティストとしての活動も始めていた。

そのカレブ・クェイを始め当時のバンド仲間とレコーディングしたものが本作である。当時のマネージャーであるスティーブ・ブラウンがプロデューサー。荒削りな音作りながら、メロディの美しさや歌唱法など、後の片鱗が見て取れる。プログレッシブ・ロックの影響が色濃く、長尺な「うつろな空」に始まり、「ガリヴァーの追憶」では収録曲のリプライズが挿入されるなど、かなり実験的な試みも行っている。

ベスト盤に収録されることもある「スカイライン・ピジョン」はハープシコードの美しいバラード。

1996年のリマスター版CDからは、このアルバム以前のシングル収録曲が追加された。「イエス・イッツ・ミー」は日本でもヒットを記録したシングルである。

本国イギリスとアメリカでは1970年にリリースしたアルバム「僕の歌は君の歌」から有名になったが、日本では翌年話題にならなかったデビュー曲であるこの曲を日本だけでシングルリリースしたところ、オリコンチャート最高13位を記録し、洋楽チャートで1位を獲得し、人気アーティストの仲間入りを果たした。

近年は、最近は、ミュージシャンとしての活動そのものよりも、かつて親交が深かったジョージ・マイケルやマドンナといった他の歌手への批判、中華民国のパパラッチに対する暴言など、過激な言動や奇行などが取り沙汰されることが多い。また2005年には、イギリスで同性同士の準婚関係を認めるシヴィル・パートナーシップ法の制定を機に、15年来のパートナーだったデヴィッド・ファーニッシュと男性同士で同契約を結び、事実上「結婚」したことも大きな話題を呼んだ。

なお、本業の音楽では、『ピーチツリー・ロード』、『キャプテン・アンド・ザ・キッド』と、かつてほどのペースではないにせよ、着々とオリジナル・アルバムを発表。過去に発売されたアルバムのデラックス版やリマスター盤なども再発売したほかに、2004年2月からはラスベガスのシーザーズ・パレス・ホテルにつくられたコロシアムにて3年間の契約で、セリーヌ・ディオンとの日替わりという形でレッド・ピアノという定期公演を行った。公演契約は2008年まで延長され、大好評を博した。

2007年3月25日の60歳の誕生日にはニューヨーク、マディソン・スクエア・ガーデンで通算60公演目となる記念コンサート「60 in 60」を開催。その模様は、DVDとして発売されている。

最新アルバムはレオン・ラッセルとの共作アルバム『ザ・ユニオン』で、2010年に発表された。

2010年12月25日には、代理母が出産した男の子の親となった。子供の名前は「ザカリー・ジャクソン・リーボン・ファーニッシュ・ジョン」で、パートナーであるファーニッシュ氏との第1子である。