少年倶楽部・旅・絵日記

流離いの・・・

こんなの初めて・・??

2010-04-28 09:07:22 | 操作盤
けっこう長い間、表&裏の舞台の仕事にかかわってきて、・・いまでも、初体験で驚くことがしばしばあるのですが・・・、東松山でのチャンチャカチャン(新舞踊のことです)には始めっから終わりまで、驚かされること多々膨大・・??

66番の演目の道具、3t 箱車にぎっしりと収まっています、ふつうの作りの道具だと納まりきれる量ではありません・・・、

↓ ドライアイス・マシン、親方の手作りです、中はポリバケツが入っていて、ま、単純な作りなんですが、・・親方のこだわりがカンジられます・・・、







↓ 前囲いですが、人形をゴムで止めます、ここの舞台は、本番中、ナグリ、釘、ほとんど使わないで仕事が出来るようになっています・・・、







ここの舞台では布貼りの一分ベニヤに絵を描いて、書き割りにしてあります、その書き割りを木枠のマジックテープ、磁石に貼りつけて、演目ごとに使い分けています、
↓ その木枠、人形を挟み込み、これだけは釘(一寸五分)止め、






絵を描いたベニヤ、三尺か六尺で折りたたみが出来るようにもなっています・・・、

舞台に飾った日本橋、裏から見ると、







ぺらぺらのベニヤですが、表から見ると、







ま、こんなもんです、そこそこ、絵になっています・・・、

ぺらぺらの囲い、道具囲い、お城(吊りもの)、文字さくら(吊りもの)、







これら、道具はすべて親方の工夫と手作り、驚きです・・??

そのムカシ、背景の書き割り、紙や布に描いてオサライ(日舞)やっていたという話は聞いたことがあるのですが・・・、こんな道具、見たことありません、
二間物の描き割り一人で舞台へ運び、釘、シギ、ガチも使わず飾り、・・・そりゃあ、静かでいいけど・・・、慣れるまでがたいへんです、それと、さばける広い袖がなきゃあネ・・??

貴重な体験でした・・・ ♪♪