少年倶楽部・旅・絵日記

流離いの・・・

黒柿

2007-09-23 21:30:59 | 植物
とある、山寺の山門(桃山式だとか・・・)の前に大きく立ちはだかるように見慣れない木が・・・、





この木の左横の売店の女の子に聞くと、黒柿だとのこと、生まれて幾星霜、感激でした、・・・というのも、以前山陰の旅で、松江かな、物産展で見た黒柿細工が素晴らしくてずーっと気になっていたからです。てっきり、柿の木の古木を製材して細工物に使っていると思っていたからです・・・、知りませんでした、無知でした、こんな木があったとは・・・。

http://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/kaki.htm

http://www.tvt.ne.jp/~gobanten/kurogaki/kurogaki.htm

『黒柿 木材通の間で珍重されます。白黒が絶妙な模様となる孔雀杢が最高級とされ、極めて高価に取り引きされます。割れやすいため乾燥が大変難しい材です。老木にしか現れないとされ、1万本に1本とも言われます。木の成分タンニンと土中の金属が影響して黒変するとされます。

[データ]カキノキ科。広葉樹。落葉中高木。本州中南部・四国・九州に分布。散孔材。気乾比重0.59-0.84。』


たしか、幹の樹皮は柿の木のようでもあり、そうでもないような・・、葉っぱもちょっと違うような・・・、目を凝らして見ると、実が・・・、



女の子が言うには、成熟しても黒くなるだけで、渋くてとても食べれませーん、とのこと・・・?? 柿渋、作れるとおもうけどなあ・・・???

大木にあうと、無条件にウレシクなってしまいます ♪♪