昨日、日本原子力研究開発機構が主催する「高速増殖炉もんじゅ」の住民説明会に参加してきました。
会場には小浜市民約90名が参加しておられました。
研究開発機構からもんじゅの運転再開へ向けた「工程」の説明や「もんじゅの必要性」と「もんじゅの安全性」について説明があり、その後意見交換が行われました。
住民からは、もんじゅの耐震性への心配や核廃棄物の処理問題など積極的に質問が出され、もんじゅの運転再開への関心の高さを感じました。また、高速増殖炉の世界的な現状や研究開発機構の社会的な安全確保の不足(欠如)についても意見が交わされました。
質疑応答を聞いていて感じたことがひとつあります。それは研究開発機構はそれぞれの質問に丁寧に答えていましたが、原子力そのものに疑問を持たれている方の質問のときに、少し配慮に欠けていたように感じました。ただ質問された方も予定時間が過ぎていたこともありもう少し簡潔に質問される必要があったのかもしれません。
研究開発機構としては、平成21年度内の運転再開を目指して鋭意準備中ですが、福井県の西川知事はもんじゅの運転再開については慎重な態度を示されています。
民主党・一志会としては、今月26日の火曜日に開催予定の「県政課題検討会」で原子力問題(もんじゅ、高経年化、プルサーマル)を取り上げる予定です。
今日はでした。春のような1日です。