今日は父の郷里である須縄区の「十一面観音像収蔵庫竣工式」式典にご招待をいただき出席してきました。
須縄区の観音さんは約千二百年前(鎌倉時代)に造られた歴史のあるものだそうです。ゆえに仏像泥棒にも狙われることがあり、区民の皆さんが苦心されていました。
そこで、平成13年に収蔵庫建設準備委員会がつくられ収蔵庫建設がスタートしました。国、県、小浜市のご協力の下、足掛け五年の歳月を要し今日の竣工にいたったのです。私も建設委員会の顧問として小浜市や県への要望活動に従事させていただきました。今日竣工した収蔵庫は県内では初めてのタイプだそうで、これから見物のお客も増えるかもしれません。
話は変わりますが、この観音さんは「除雷十一面観音」とよばれ、雷の災いからお守りいただける観音様だそうです。お顔はとても柔和なお顔をされていました。ご開帳は十七年に一度で、前回は平成四年に開帳されていますのでつぎのご開帳は平成二十一年です。
今日はでした。