あさやん通信

おいらの日記、徒然なるままに!

二宮尊徳の言葉

2012-03-01 01:23:13 | いい話
3月になりましたね。

月初めということで、ちょいと真面目な話を・・・

最近は、学校の校庭でも見かけなくなっという二宮金次郎(尊徳)。

江戸後期の農政家・思想家です。

いろいろいい言葉を残していますが、今日の話は、種まきの話です。

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遠きをはかる者は富み
近くをはかる者は貧す

それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。

まして春まきて秋実物においておや。
故に富有なり。

近くをはかる者は春植えて
秋実る物を尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ目につく。
故に貧窮す。

-------------(訳)----------------

物事を長期的な利益で考える人は裕福になり
目先の利益ばかり考えていると貧しくなる

長期的な視点を持つ人は100年先のために杉の苗を植える

春に種を撒き、秋に収穫するのも同じである。
だから豊かになる。

しかし、目先しか見えない人は、春に植えて
秋に刈り取るのは時間がかかり過ぎると言って植えない。

目先の利益に迷わされて、
苦労せずに利益を得る事ばかり考えている。
だから貧しくなる。

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さて、今日も、耕し、種まき、雑草取りにいそしみますか