あさやん通信

おいらの日記、徒然なるままに!

松下幸之助の一言

2010-03-02 01:50:01 | 日記
松下幸之助という方は、すごい方ですよね。この方に関する本もたまに読みますが、刺激を受けることが多いです。
今日は「叱られ問答」から一節を紹介します。



自ら事業計画を100%完遂すること、そのことに命を燃やすのが経営なのだと、幸之助は強調します。「100%完全に果たすということは、私たちは人間ですからできません。神様と違いますから」と私が反発すると、「君のいうとおりだ。しかし、君、『神業(かみわざ)=人業(ひとわざ)+α』という方程式を書いてみたら面白いよ」というのです。
 「神業=人業+α」という突飛な方程式が飛び出してきました。「この『+α』が問題や。この『+α』をゼロにすれば、神業=人業になって、人間でも努力次第で神業の仕事ができるという事や。どうや。このαがリスクや。このリスクをゼロにするのが経営なのだ。経営者は命を懸けてこのリスクと闘うのや」

 この他にも、事業計画は100%達成するのが当然であり、少ないのも超えるのも問題である。120%できて褒める人もいるが、経営管理と精度に20%の誤差があるということを反省しなくてはいけないと。

 また、
 「真の経営者が心がけなければいけないことは、いつまでにこうする、という強い意志と行動が絶対条件だ。そして何よりも大切なことは、約束したことを約束通り100%完遂すること。それがあって初めて信頼を勝ち得ることができる。君は信頼を損ねたのだ」