母の実家は、川西町の豪農です。
豪農の娘の母が、見合いだったけど、なんで貧乏炭焼き男の父と結婚したのか？
そもそも何で見合いの話が出たのかは謎なんだけどね（笑）
子供の頃は母の実家に行くのが楽しみでした。
母の実家はでっかい茅葺屋根の家で、うんと昔の記憶だと玄関わきの曲がりの所に馬が飼われていましたっけ。
トイレは外です。
トイレの脇には柴犬が繋がれていて、私らがトイレに行くとキャンキャン吠えて喜んでいましたっけ。
外トイレだけど、犬がいるので夜でもトイレに行くのは怖くなかったっけ。
犬のご飯は残ったご飯に残った味噌汁掛けたもの。
それを毎回美味そうに食べるので、「犬さご飯やってけろ～」っておばちゃんに言われるのが楽しみでした。
母の実家には、姉と私と弟と、それぞれ1つか２つ上のいとこがおりまして、そちらも女、男、男と同じ兄弟構成だったので６人兄弟みたいに仲良く過ごしていましたっけ。
母の実家に行ってたのは盆と正月くらいだったと思いますが、行くと必ず用意されてるご馳走がマグロと蒸しタコの刺身でした。
貧乏炭焼きの我が家で刺身を食うって事が殆ど無かったので、とにかく刺身が珍しかったけど、私はタコの見た目が気持ち悪くて中々食べられませんでした。
母の実家の近くには米坂線が通っていまして時々ＳＬも走ってました。
遠くから汽笛が聞こえると「汽車見に行くべ！」って走って線路の近くまで行ったことも有ったな～
広い部屋で、いとこ6人で雑魚寝もしていましたが、その脇には伯母の足踏みミシンも有ったっけな。
ミシンにいたずらして怒られたことも有ったっけ・・・
その伯母が亡くなりました。
明日は伯母のお葬式です・・・
そんな訳で、今日の記事はコメ欄閉じてます。
