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バイク好きオヤジのひとりごと

イエローバルブ

2013年01月26日 | バイク整備
探していた H4ハロゲンランプ用のイエローバルブが届きました
最近の車は黄色のライトだと車検が取れないそうなので
もう生産されていないみたいです。
5個セットでしたが なかなか手に入らないのでまとめて買いました

そもそも、黄色のライトが使えなくなったのは
市販車に付いている黄色いフォグランプを
「フォグが何のために付いているのか理解できない馬鹿なドライバー」が
街中で点けっぱなしで走って眩しいので 最初から付けなければ・・・
ということで黄色いライトの規制が厳しくなったそうです。

だから、ある時期から黄色のフォグランプがなくなり
確か2006年型以降の車体は 黄色のヘッドライトも使えなくなりました。
それ以前に生産された車体なら今でも使えます。

実際には黄色だからというだけで眩しい訳ではありません
逆に黄色い光だと少し暗いんですが
雨や霧の時等も光の透過率が白い光より大きいので陰影がくっきりして
視界が悪い時にも物の形がはっきり見え易くなります。

さらに霧の時は、光の透過率が白い光より大きい事で
遠くから対向車が近づいてくるのが早く判ります。
早く見つければ、その分衝突する確立も減ります。
だからフォグランプは黄色かったんです。

頭悪いドライバーのおかげで霧の時の危険が少し増した訳です、困った話です。

今でも、スモールランプと白いフォグ点けて走っている馬鹿車を見ます。
フォグ(アクセサリーランプ)は前照灯として認められていないので
スモール+フォグで走行すると法律上は「無灯火」になります。
ライトを全く点けてない状態と同じ扱いです。

その状態で取り締まられる事はまず無いでしょうが、
もしその状態で走っていて事故を起こし、事故相手がそのことを知っていて
「無灯火」を指摘されたら 事故の内容に関わらず
過失割合は確実に100-0になってしまいます。
日本では夜間 ライトを点けないで道路を走ることは認められていませんから・・・

フォグだけで走っている馬鹿車のドライバーは
もちろんそんなこと知らないでしょうけど・・・

箱の中身はこんなです

ハロゲンバルブに直接 黄色い色がコーティングされています。
真空蒸着で作っていると思います。
そういえば、ガラスに真空蒸着する機械の実験装置を昔設計したことあります。

ガラスに色を真空蒸着する技術が確立する前は

このタイプの電球が一般的でした、黄色いガラスのカバーが被せてあります。
これは100/90Wタイプなので 私はバイクには使いません。

SRX400の2台はこの形の60/55Wを使っています。

私が何故黄色いライトを点けるかというと
我が家は家族でバイク乗りなので複数で走ることがあります
夜暗くなったときにミラーに写ったライトの色で
後ろを走っているバイクが家族かどうかを判断するためです。

ガラスレンズのヘッドライトにはなるべく黄色い電球を使いますが
見かけや見栄で 黄色いライトに換える訳ではありません。


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