アメリカ版リングを見てみました。
そんなの見てるヒマがあったら、ちゃんと更新したり、人の記事を読んだりしろよという声が聞こえてきそうですが…
うっせー、俺にだって、俺なりのストレス発散をさせてくれい!
プンプン・ビーム!
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あらすじ (Yahoo!ムービーより転載)
悪夢を映したような映像が流れるそのビデオテープを見た人間は誰であれ、ちょうど7日後に必ず死ぬ――まるで、どこかの街で流布されている都市伝説ででもあるかのようなその話を聞いたとき、新聞記者のレイチェルは、にわかには信じることが出来なかった。
そのテープを見た4人の若者が、全員1週間後に謎の死を遂げるまでは…。
レイチェルはテープの謎を突き止めるため独自に調査を開始する。
そして、ついに問題のテープを見つけ出すことに成功する。
が、ふとした隙に、レイチェルの幼い息子がテープの中身を見てしまうのだった…。
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えーと、まぁ、ご存知かとも思いますが、元々は日本の、鈴木 光司の「リング」という小説が元ネタです。
日本でも、映画や...
| リング
真田広之 松嶋菜々子 中田秀夫 鈴木光司
ポニーキャニオン 1999-08-18
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...ドラマにもなりました、あの有名な「貞子」の出てくるお話です。
日本のホラー作品を、西洋人が作ってどうなるのか?
日本人的な恐怖が描写できるのか?
ヘタしたら、ギャグのようになってしまうのではなかろうか?
…といった心配と期待をして見たのですが、感想としては、まぁ、思ったよりも良く出来ているのでは、といった感想でした。
思ったよりも原作を崩す事無く作っていたので、安心感があったし、作りもわりと丁寧なものでした。
ただ、私は原作小説を読んでいるので、ストーリーや設定が理解出来たのですが、これ、予備知識無しに見て、ちゃんと意味合いが綺麗に伝わるのかなぁ?という気もします。
でも、それは日本映画版も変わらない気がするので、正直、個人的には日本映画版よりも好きかも。
日本版は、真田広之、松嶋菜々子という配役はどうかしら?って感じだったので。
もっと、普通の人使ったほうが良かったと思ってしまうし、貞子の描写を、怖く見せたがりすぎて、結果ギャグみたいになっちゃっていたから。
だからアメリカ版は、(私が)知らない俳優の、しかも西洋人出演だったので、変な生々しさが無かったのが良かったのかも。
とはいえ、やはり日本的恐怖を表現はしきれていなかったし、オチも原作よりも弱いというのも事実。
結局、原作小説が一番面白かったです。
それだけで良いんじゃない?ってな気もするぐらい。
もっとも、鈴木光司の、このリング関連の小説は、あまりにも多すぎて、しかも話がどんどん自分の世界に入りすぎて、さも無理矢理難解っぽくしている雰囲気が鼻についてしまうので、私は「リング」「らせん」までで良いかな…って感じですが。
さて、この映画を見るにあたって、一番心配だったもの。
それは、「貞子」です。
これだけ有名になってしまった「貞子」という名前と、「貞子」のあのスタイル。
アメリカ版も、あのスタイルは追従するようだったので、では名前は?と、すごく心配していたのです。
だって、映画内で、ブロンドで青い目の人が、「Oh!No!サダーコー」とか言ってたらもう、ガックリにも程があるじゃないですか。
それこそギャグになってしまう。
で、どうだったかというと、「サマラ」という名前に変えられていました。
「さ」繋がりですね(w
そのサマラ、貞子よりも小さい子供で、生きていた頃は、わりと可愛らしい女の子でありました。
ここは、私的には高評価。
日本的恐怖は日本人的な顔を使わないと表現できないの?ってなガッカリ度を与えてくれる、「呪怨」のアメリカ版「THE JUON」のテレビコマーシャルの、出てくる怖い子供が日本人ライクなのを見た時の、あのガックリ度たるや…
まぁ、この作品は、日本人が監督らしいから、そうしちゃったのも仕方ないのかもしれないけれど、むしろ、日本人が作るのだから、日本からは切り離しちゃえば良いのになぁ…とも思ってしまうのだけれど。
まぁ、結局なんでしょう。
小説リングを読んだり、ドラマや映画のリングを見て、わりと好きな人は、見てもガッカリはさせられないかなぁ?ぐらいでしょうか(^^;
もっとも、真田広之や松嶋菜々子のファンだから映画を見た人なんかには、問題外。
当たり前だけれど、出てないからね(笑
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小説版「リング」は読めたんだけど、どうも視覚的な怖さに弱くて、日本の映画版もビデオ版も観てないなあ。
ストーリーよりも、「ほらコワイだろ!」のほうがフィーチャーされているようでだめなんです(笑)
「ループ」の世界観まで行くともう何がなんだかという感じで難しかったですが、「リング」のときの設定が根底から覆されるのは「ヤラレタ」という感じでした。
いじょ~
ビデオテープそのものが過去のものとなる日も近いのかな・・・。
そういう時代になったときに、それらを題材にした映画って、どう感じるのでしょうねぇ。
DVDを挿入すると霊が、、、って随分現代風の霊だこと^^;
>日本ホラーの精神的な怖さというものは、向こうの感覚では再現しにくいでしょうね。
まぁ、そりゃそうだろうってカンジなのですけどね。
日本で、キリスト教的な映画作っても、絶対変みたいなカンジでしょうか。
>ストーリーよりも、「ほらコワイだろ!」のほうがフィーチャーされているようでだめなんです(笑)
どうしても限られた時間で作らなくちゃだから、そうなっちゃうのは当然なのでしょうけどね。
だめって感覚は、私もわかります。
私はスプラッターとかはわりと平気なんですけど、ホラーってどうもね。
ビビリなんで(^^;
>「リング」のときの設定が根底から覆されるのは「ヤラレタ」という感じでした。
そうなんですか。
私は途中で読むのを放棄してしまったんですよ。
じつは。
#★TAKさん
>我が家でビデオテープが姿を消して、早2年。
良いですね~
うちはまだ、全力投球でビデオです(笑
DVDも、プレステ2かPCで見ている始末です。
妹がやたらDVDレコーダーを欲しがっております。
機会があったら、買ってやってください(w
>ビデオテープそのものが過去のものとなる日も近いのかな・・・。
すでに、そうなりつつあるんだろうなぁとは感じております。
変わりだしたら、レコードがCDに移行しだした時ぐらいに、一気に行くのかなぁ…とか。
>DVDを挿入すると霊が、、、って随分現代風の霊だこと^^;
デジタルを媒体にすると、どうしてもサイバーな感じになってしまった難しそうですね。
まじめに作ろうとすると、つじつまあわせと、説明が難しそうだし。
まずはやっぱり、活字媒体で何か話題作でも出たら、ってカンジでしょうかねぇ。
わたしも同じようなものかもしれません。というのもDVDは殆どMacで見てしまい、肝心のDVDレコーダー(というかPSXなんですけどw)は、いまだにDVDを作成した事がなく、もっぱらFF11とかGT4専用機と化していますから^^;
>デジタルを媒体にすると、どうしてもサイバーな感じになって
アメリカ人で、良く太っている方がTVとかに出ていますが、そんな人が貞子の様にTVから出ようとして、引っ掛かって出られなくなる姿が脳裏に浮かんでしまった私はいけませんか?^^;
>機会があったら、買ってやってください(w
では機会があったら(笑)
>PSXなんですけど
PSXが、DVDレコード機能があるのを知りませんでした。
そっちにビックリ(^^;
若い頃はゲームしたんですけどねぇ。
今はまるでしなくなってしまいました。
興味はあるんですけど、一度退いてしまうとついていけないんですよねぇ(^^;;;
ボタンが多すぎて(笑
>そんな人が貞子の様にTVから出ようとして、引っ掛かって出られなくなる姿が脳裏に浮かんでしまった私はいけませんか?^^;
噴出しちゃったよ、もう(笑
>では機会があったら(笑)
ダブ録がいいらしいです。
なんの事だかよくわからないけれど、たぶんダブなところが良いのだと思います。
録も捨てがたいのでしょうけれど。
私もコメントを書くまでは忘れていましたから^^;(まじでDVD化しないもので^^;)
>今はまるでしなくなってしまいました。
オンラインゲームはハマると現実に戻れなくなります^^;大航海時代なんてものにも興味もってしまった私は、もうすぐ廃人の領域に足を踏み入れてしまうかもしれません^^;
健全な生活を送る為には、ゲームは程ほどにが良いですよ^^
>なんの事だかよくわからないけれど、たぶんダブなところが良いのだと思います。
東芝さんのは機能が満載で編集とかに凝る人には良いのでしょうけれども、機能多い=操作が複雑という典型的なパターンなのがちょっと残念です。って、レコーダーの話題に逸れてしまった^^;
>健全な生活を送る為には、ゲームは程ほどにが良いですよ^^
はは(笑
なんか、わかる気はします。
ネット開くのでも、睡眠不足だし(笑
妹が、FFのオンラインのはやってるんですよ。
ちょっと興味があるけれど、難しそうなんですよねぇ、どうにも。
PCとかで出来る、覚えるのが簡単なのがあればいいんですけど、でも、現状できないだろうなぁ(^^;
>機能多い=操作が複雑という典型的なパターンなのがちょっと残念です。
あー、なるほど。
私はわりと、そうしたのは平気なのだけれど、たぶん母が使えないだろうなぁ...
妹も半端にしか覚えなそうだし(笑
元ゲーマーです。今引退。息子の友だちが遊びにきて、我が家は宝の山らしいです。「息子のママとパパがやっていたんだよ」というと、自分の父母はゲームをやらない子が多いようで、目をまるくしてビックリされます。(^^) 私は動きが敏捷ではないので、家にあるのはRPGがほとんどです。(子ども数人で遊べないって~)
リングシリーズ全部読みましたよ。鈴木光司はなにげに好きです。映画未見です。(^^)この外国バージョンは機会があったらみてみよう。 DNAがでてきて 昔ながらのホラーだけで終わってないところが結構好きでした。
>息子のママとパパがやっていたんだよ」というと、自分の父母はゲームをやらない子が多いようで、目をまるくしてビックリされます。
あー、こういうのは良い気がします。
うちの父は、そうしたものを見下す傾向が強かったのですが、母方の祖父は、おもちゃの金型を作る工場を経営していたので、おもちゃを作ったり、おもちゃに対して、まじめに話をしてくれたので、ずっと大好きでした。
子供と大人の線引きって難しいと思うけれど、お互いが頭ごなしに否定し合わずに、こうした接点があって、うまく付き合えるのなら素敵だなと思います。
pon2さんは、「隣の芝生」みたいな方向からも接せられているではないですか。
そうした大人が身近にいるって、すごくうらやましいなぁと思います。
私もそうした子供視線からも素敵な大人になりたいものです。
> DNAがでてきて 昔ながらのホラーだけで終わってないところが結構好きでした。
そうそう。
私は理系なので、この辺りが、良くも悪くも面白かったです。
ジュラシックパークなんかも、映画はどうかなってカンジだったけれど、小説は面白い説だったと思っております。
でも、そうした視点から見たらどうかなぁ…
とくにアメリカ版は、DNAの話なんて、かすりもしてなかったと思います(^^;
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