しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「蛇の歯」  フェイ・ケラーマン 

2011年09月06日 | 読書
「蛇の歯」  フェイ・ケラーマン    上・下巻    創元推理文庫  SERPENT’S TOOTH                    吉澤康子・訳 高級レストランで男が銃を乱射。 悪夢のような惨状に、デッカーら捜査陣は怒りと動揺を隠せなかった。 そんななか、犯人らしき男もその場で死亡しているのが見つかる。 やめさせられた元バーテンダー。犯行後に自殺したらしい。 誰かを狙った計画的犯行か、 . . . 本文を読む
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「倒錯の死角(アングル)」【201号室の女】   折原一  

2011年09月05日 | 読書
「倒錯の死角(アングル)」【201号室の女】   折原一          創元推理文庫 東京北区東十条。 古い木造2階建てに、翻訳家の大沢芳男は伯母と2人で暮らしていた。 2階の部屋からは、隣にあるアパート、メゾン・サンライズが見える。 芳男には、のぞき願望があり、屋根裏から201号室の若い女性を見ていた。 ある日、その女性が殺され、その死体を見てしまったショックから、芳男は酒に逃げアルコール . . . 本文を読む
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「優しすぎて、怖い」  ジョイ・フィールディング 

2011年09月04日 | 読書
「優しすぎて、怖い」  ジョイ・フィールディング         文春文庫  SEE JANE RUN         吉田利子・訳 春遅いある日の午後、ジェーンはミルクと卵を買いに出かけ、自分が誰だかわからなくなった。 何の予兆も予感もなかった。 自分の名前も年も家も分からないのに、ミルクと卵を買いに行く途中だということは知っていた。 そしてコートの下の服には血が付き、ポケットには現金1万ドル . . . 本文を読む
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「ロードサイド・クロス」   ジェフリー・ディーヴァー 

2011年09月02日 | 読書
「ロードサイド・クロス」   ジェフリー・ディーヴァー      文藝春秋   RODSIDE CROSSES                  池田真紀子・訳 カリフォルニア州を貫く、ハイウェイ1号線。 モンテレーの街にさしかかったあたりに置かれたロードサイド・クロス(路肩の十字架)。 そこは事故の少ない場所で、事故の記憶がないのでパトロール警官は不思議に思う。 しかも、十字架にあった日付け . . . 本文を読む
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