しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「僕を殺した女」   北川歩美 

2011年09月22日 | 読書
「僕を殺した女」   北川歩美          新潮社 覚醒した意識が異変を知らせていた。 ここで眠った記憶がないが、側にウォッカの瓶が転がっている。 記憶が抜けるのは何度もあったが、だんだん性質が悪くなっている。 しかし、起き上がり周りを見て驚く。ここは自分の部屋ではない。 そして、鏡を見てもっと驚く。女の顔が映っている。 僕は「篠井有一」、男だ。 僕が覚えている昨日は、1989年9月26日 . . . 本文を読む
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