しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「狂骨の夢」  京極夏彦 

2011年09月30日 | 読書
「狂骨の夢」  京極夏彦        講談社 戦争中、榎木津礼二郎の部下だった『釣り堀いさま屋』の主人、伊佐間一成は三十路の成り立て。 逗子に釣りに行き、海岸で供養をしている女性、朱美と知り合う。 ひょんなことから、朱美の身の上話を聞く。 朱美の生家は、髑髏が家宝だったと言う。 降旗弘は、精神神経科の医師だったが、今は小さな聖堂がある、基督教会に身を寄せていた。 降旗は子どもの頃から、35を過 . . . 本文を読む
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