しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「天使の約束」 2002米・アイルランド・英

2006年07月21日 | 映画
これはWOWOW放送のタイトル。原題は「エヴリン―EVELYN」 1950年代のアイルランド。 3人の子供を持つ労働者のデズモンド・ドイルはある日、その職を失う。 さらにはクリスマスの後、妻が他の男を選んで家族のもとを去っていく。 国の法律に基づき、仕事もなく片親のデズモンドには子どもを育てる権利はないという、カトリック教会と法廷の判断で長女のエヴリンは教会の寄宿学校へ、弟二人は養護院に預けられる . . . 本文を読む
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「京紅ものがたり」 新橋演舞場―七月公演―

2006年07月20日 | 観劇
2006.7.1(土)~7.26(水) 新橋演舞場 京紅職人・木下清太郎(桂文珍)が作る「紅清」は、紅花と清らかな水と梅が必要だった。 紅花の仕入れで弟子の玉吉(渡辺徹)と山形を訪れた時、とく(十朱幸代)と出会う。 とくは結婚が決まっていたが玉吉が忘れられなく、玉吉の嫁にしてくれと京都の「紅清」に押しかけ、二人は結婚する。 女に紅作りは出来ないと言われるが、とくは紅作りを学んでいった。 やがて、清 . . . 本文を読む
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「終末のフール」 伊坂幸太郎  

2006年07月19日 | 読書
5年前に「後8年で小惑星が衝突して地球は崩壊する」と発表される。 その後パニックが起こり、世の中は混乱する。 人々は働くのを止め、学校も閉鎖。食物を巡っての略奪や暴力の横行、絶望しての自殺。人口は減っていった。 そして、今はその混乱が小康状態になっている。 地球が崩壊するまで、後3年になった、仙台の高台に立つ「ヒルズタウン」。 そこに住む人達を中心にした、8つの物語。 「終末のフール」 静江は夫 . . . 本文を読む
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「バットマン ビキンズ」 2005米

2006年07月18日 | 映画
大富豪の家庭に育ったブルース・ウェイン(クリスチャン・ベイル)は少年時代、井戸に落ちコウモリの大群に遭遇して、恐怖を覚える。 そして、彼の両親が目の前で殺される事件が起き大きなショックを受ける。 やがて父の遺した企業を受け継いだブルースだったが、自分のせいで両親が死んだという強いトラウマと、親の仇への復讐心は消えず、犯罪者の心理を知るため自ら罪人となる。 そんな彼はある日、デュガード(リーアム・ニ . . . 本文を読む
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「鳴風荘事件 殺人方程式Ⅱ」 綾辻行人  

2006年07月17日 | 読書
月蝕の夜、作家でイラストレーター、そして未来を予言する力もあると言う、美島紗月が殺される。首をスカーフで絞められ、腰まであった黒髪が無惨に切られ持ち去られていた。 第一発見者はその事件時に訪れた紗月の妹、夕海とその友人の深雪。 そして、紗月が男に襲われる場面を何百メートルか離れたマンションから天体観測用の双眼鏡で、たまたま見た明日香井叶。 叶は紗月の住むマンションまで駆けつけ、深雪と知り合う。 犯 . . . 本文を読む
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F1 第11戦 フランスGP

2006年07月16日 | スポーツ
夏のヨーロッパラウンドの始まり。 イタリア対フランスと言われた戦いは、W杯に続き、イタリアの勝利。 優勝はミハエル。2位アロンソ、3位マッサ。 マッサが2位になるかと思ったが・・・・しかし、ここにきてフェラーリがよくなって来て、 後半戦が楽しみになった。 ところで、優勝カップはだるまさんで、2位と3位は魚の目玉みたいなカップだった。 4位ラルフ、5位ライコネン、6位フィジケラ、7位デ・ラ・ロサ、 . . . 本文を読む
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W杯、その後

2006年07月15日 | スポーツ
ジダンの頭突き事件がにぎわっているが、あれはやはり手・・いえ頭を出したジダンがいけない。 後で訴えるという方法だってあった筈。その場で報復してしまったジダンは、冷静さを欠いていた。まあ、ジダンの性格がそうだから・・・。 少しずつ真相が明らかになっているので、もうすぐこの問題は片付くだろうが、ドイツ大会というとまず、ジダンの頭突きのシーンが映し出されるかと思うと、ちょっと憂鬱。 それより、イタリア . . . 本文を読む
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「殺人方程式 切断された死体の問題」 綾辻行人  

2006年07月13日 | 読書
レジデンスKと言うマンションの屋上で、首と片腕が切断された死体が発見される。 首はそのマンションの2階廊下から見つかる。 その顔を見た刑事は、2ヶ月前、電車に轢かれて死亡、自殺と判断された「御玉神照命会(みたまがみしょうめいかい)」の教主・貴伝名(きでな)光子の夫・剛三だと知る。 剛三は現在、教主になっていて“お籠もり”の儀式中だと言う。しかし、籠っている筈の「御玉神照命会」ビルの最上階に剛三の姿 . . . 本文を読む
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「三度目ならばABC」 岡嶋二人  

2006年07月12日 | 読書
織田貞夫と土佐美郷という、逆さに読んでも同じ名前の、山本山コンビの連作短編集。 剣プロダクッションはテレビの下請けで、『奥さまお昼です』で放送する再現ドラマを作っていた。 主婦向けのワイドショーという事で、外山ディレクターの好みから、愛憎絡みのものが多い。殺人や誘拐。 剣プロダクションは社員が5人の弱小プロダクション。 その中で貞夫は183センチメートル、美佐は145センチメートルの凸凹コンビ。 . . . 本文を読む
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「エターナル・サンシャイン」 2004米

2006年07月11日 | 映画
バレンタインデーを目前にしたある日、ジョエル(ジム・キャリー)は不思議な手紙を受け取った。 そこには、最近ケンカ別れしてしまった恋人クレメンタイン(ケイト・ウィンスレット)についてこう書かれていた。 “クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします。ラクーナ社”。 仲直りしようと思っていた矢先にそんな知らせを受け、立ち直れないジョエル。 . . . 本文を読む
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