しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

没後50年 モーリス・ド・ブラマンク展  

2008年06月12日 | 展覧会
没後50年 モーリス・ド・ブラマンク展   
2008・4・19(土)~6・29(日) 損保ジャパン東郷青児美術館

モーリス・ド・ブラマンク(1876~1958)
ゴッホやセザンヌの影響を受けて画風が変化し、そのあと独自の画風を確立していく。
初期から晩年まで、年代を追って展示されているのでその変化もよく分かる。

好きな画家のひとり。
大胆なタッチで、力強い。
初期の作品は、誰にでも描けそうな感じで、こんな風に勢いよく筆を動かして描けたら気持ちがいいだろうな、と思ってしまう。なかなかそれが難しいのだけれど。
セザンヌに影響を受けて落ち着いた渋い色彩になったようだが、フランスの田舎を描いていても、重い空や雪の景色が多く印象に残る感じ。
黒い輪郭がある絵とない絵がある。
以外とさらりと描かれた絵もあった。
花を描いた絵も多く、今までは風景ばかりで花の印象がなかったので、それもよかった。
やっぱり、ブラマンクは好きだと再確認して来た。

絵は色々な所から来ている。
個人でも同じ名前の人から何点もあったり、イスラエルの美術館からだったり。
まとめて見られて幸せ。

東郷青児美術館は初めて行ったが、常設展示には、東郷青児の他に
ゴッホ「ひまわり」
ゴーギャン「アリスカンの並木路、アルル」
セザンヌ「りんごとナプキン」 がある。

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