しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ」 2005米

2006年05月30日 | 映画
心理学者・ディビット(ロバート・デニーロ)の妻が自殺する。
母親を亡くし、精神的に大きな打撃を受けた9歳の娘・エミリー(ダコタ・ファニング)のために、2人は郊外に引っ越す。
しかし、エミリーは周囲に心を閉ざしたまま、想像の友達、チャーリーをと仲良くし始める。
そして、母親の自殺を父親のせいだと責める様な行動が見られる様になるが、エミリーは、それはチャーリーがしていることと否定する。
やがてエミリーもチャーリーを怖がり始める。


チャーリーは本当にいるのか?誰かがなりすましているのか?
そんな謎が膨れ上がって行くのだが、ダコタの様子も何か変なので、二重人格なのかと思うのだが。
しかし、その行われている事は子どもでは無理だろうと思えることもある。
デニーロも何か奥さんとの間にあった様だし・・・・、それは何なのだろうと、先の展開を予想しながら、ドキドキしながら観られた。
チャーリーって、結局エミリーからディビットの友達(と言ってしまおう)になっていったんだ。そのあたりの変化が面白かった。いつかから?
それは、ディビットが引き寄せた事。
ディビットの最後は乱暴な終わり方だと思った。
そして、エイミーの方はそれでいいの?と思ったら、オチがあった。

ロバート・デニーロが上手なのは分かっていが、ダコタ・ファニングもロバート・デニーロと対等に渡り合えるほど上手だと思えた。
暗い表情も上手い。 
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