しましましっぽ

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「連環」 松本清張

2024年05月05日 | 読書
「連環」 松本清張  講談社文庫   九州落ちして印刷屋に勤めた笹井は、計画遂行のため主人の妻滋子を籠絡し、さらに二号の藤子を誘惑。陰謀に成功した彼は、滋子から大金を得、東京でエロ出版に手を出す。資金源の滋子が無一文になると非道にも第二の殺人を計画する。虚構に生きる男が、追跡者の執念にあえなく自滅してゆく過程を描く傑作。   <文庫本裏カバーより>今の状況からのし上がる為に、殺人教唆して上手く行き . . . 本文を読む
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