しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「不審者」  井岡瞬 

2020年09月08日 | 読書
「不審者」  井岡瞬   集英社    32歳の折尾里佳子は夫の秀嗣と5歳の息子洸太と75歳の義母の治子と3人暮らし。 里佳子は自宅で「校正・校閲」の仕事をしながら、家庭を守っていた。 特に認知症が出始めている治子が洸太に影響を及ぼさないように気を遣っていた。 ある日、秀嗣がサプライズとして呼んだ客が、21年前に両親の離婚で別れた兄の優平だった。 治子が始め、優平を息子じゃないと言った事や、余り . . . 本文を読む
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