しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「夜想」 貫井徳郎 

2015年04月03日 | 読書
「夜想」  貫井徳郎   文藝春秋    交通事故で妻子を喪った雪籐忠義。 32歳の誕生日を一人で迎えている事に改めて喪失感を強くする。 仕事場でも同情の態度で接する同僚と上手く行かず、ミスも目立っていた。 話す相手はカウンセリングの怜子くらいだった。 そんな時、街中で定期入れを落とし拾ってくれた女性が泣いていた。 驚く雪籐に「シンクロして・・・・あまりにかわいそうなので・・・・」と言って立ち去 . . . 本文を読む
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