しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「蛇行する川のほとり」 恩田陸 

2007年09月06日 | 読書
高等部1年の蓮見毬子は美術部の先輩、九瀬香澄と斎藤芳野から夏休みに合宿して演劇祭の舞台背景を描くことの誘いを受ける。 合宿するのは、香澄が高校入学と同時に越してきた「船着場のある家」で、そこはある不幸な出来事のため、長い間空っぽの家だった。 毬子もこの「船着場のある家」は子どもの頃の記憶が詰め込まれた特別な場所だった。 毬子が憧れの先輩からの誘いを友人の真魚子(まおこ)に伝えると、真魚子は何か企み . . . 本文を読む
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