しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ガラスの独房」 パトリシア・ハイスミス

2007年09月28日 | 読書
トライアンフ建築会社の主任技師、フィリップ・カーターは請け負った仕事の資金横領の罪で10年の刑を受け、刑務所にいた。 責任者だったウォレス・パーマーは死亡したので、フィリップは自分に押し付けられた罪を晴らせなかった。 ごく普通の男のフィリップには刑務所の暮らしは戸惑うことばかりで、囚人仲間とはうまくいかず、看守にも虐待される。 虐待から受けた傷と治療では、モルヒネ中毒の医師から、同じモルヒネ中毒に . . . 本文を読む
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