しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「父の国 ドイツ・プロイセン」 ヴィプケ・ブルースン  

2006年09月11日 | 読書
原題を文字通り訳すと、「父の国 あるドイツ一家に起こったこと」になるそうだ。 これは作者が父について、残された日記・手紙・写真などをもとに書いた父の話。 父はハンス・ゲオルク・クラムロート(HG)で作者は第5子で末娘。現在、ドイツで高名な放送ジャーナリスト。 HGは1998年に生まれ、1944年8月26日、ヒトラー暗殺の情報を知っていながら報告しなかった罪で絞首刑になる。 作者は5歳で父の記憶は . . . 本文を読む
コメント