2018年アメリカ ドキュメンタリー |
上映時間 122分 |
長きに渡って揉めている「日本の従軍慰安婦問題」がテーマの |
関連する人物のインタビューを軸に、アーカイブやニュース映像を織り交ぜたドキュメンタリー。 |
監督、脚本はフロリダ生まれの日系二世アメリカ人のミキ・デザキ。 |
騙されてインタビューされた、と訴えてる人もいるようですが、日系アメリカ人という立場だからこその実現。 |
出演は杉田水脈、櫻井よしこ、小林節、加瀬英明、吉見義明、トニー・マラーノ、藤岡信勝。 |
かねてからとても興味のあるテーマだったので鑑賞。 |
こういうドキュメンタリーは作り手側の意図でかなり印象は変わるので盲信するのは当然NGだが |
なかなか見応えある話が双方の論者から聞けて、びっくりするやら、納得するやら、、、 |
文章よりもこういう映像付きのインタビューは破壊力抜群ですな。 |
個人的にこの問題は100か0の話では無いと思ってるし、数ある論の1つとして知る事が出来て観た甲斐が合った。 |
やっぱり人種差別的な発想は感じるし、それは言葉や表情に出てくるのは否めないよなあ。 |
どちら側ももっともっと具体的に主張したさらに進んだ議論を観たいものです。 |
この作品に対するアンサー、これの第二第三の作品も観たいものです。 |
まずは国民それぞれが興味を持って知ろうとする事が大事だよね。 |
映画『主戦場』予告編 |
2021年日本 |
上映時間 120分 |
よしながふみの人気漫画を西島秀俊と内野聖陽の主演でテレビドラマ化。 |
さらにそれを同じキャストとスタッフによる劇場版。 |
監督は中江和仁。出演は西島秀俊ー、内野聖陽、山本耕史、磯村勇斗、田中美佐子、梶芽衣子。 |
ドラマと同じ顔ぶれとスタッフだから安心してみていられる。 |
お二人のラブラブぶりにもさらに磨きがかかって微笑ましい。 |
つーか、2人ともイケメンだから成立してる気も、、、 |
実際のゲイカップルだとこうはいかないよなあ。マキタスポーツだったらどーよ?笑 |
連ドラを2時間に納めるって大変だろうけど、、まあほどほどイイ感じにまとまった気がする。 |
桜の花見って全てを丸く納める力があるよなあ。 |
ちょいとシアワセなおすそわけを感じる事ができる1本。 |
それにしてもこの作品での内野氏、知り合いに似てるんだよなあ。。。 |
その人は普通にノーマルだとは思いますが、、、。笑 |
劇場版『きのう何食べた?』予告 |
2000年チェコ・イギリス |
原題:OTESANEK |
上映時間 132分 PG-12 |
不妊に悩む夫婦が偶然見つけた赤ん坊の形をした切り株を我が子として育てていく、、 |
というチェコの民話「オテサーネク(食人木)」を下敷きにしたホラーファンタジー。 |
監督、脚本はチェコの鬼才ヤン・シュヴァンクマイエル。 |
出演はヴェロニカ・ジルコヴァ、ヤン・ハルトゥル、ヤロスラヴァ・クレチュメロヴァ、パヴェル・ノヴィー、ダグマル・ストリブルナ。 |
コマ撮り映像の怪物がコミカルなんだけど、けっこう表現がグロかったり、なんとなく妙に怖い。 |
子役のクリスティーナ・アダムコヴァちゃんがほとんど主役なんだけど、 |
全然可愛くないんだけど、、日本やアメリカだとNGなヤバい描写が、、これはクレームレベルだろうね。 |
お国柄の違いってスゴイな、、って改めて思うのと、いつも同じ基準の作品を観てるってことに気づかされる。 |
決してオススメってわけじゃないんだけど、いつもと毛色の作品を捜してる人にはヒットかも。 |
個人的にはこの監督の他の作品も観てみたくなりました。。。 |
『オテサーネク』60秒CM |
1975年アメリカ |
原題:Dog Day Afternoon |
上映時間:125分 |
真夏のニューヨークで銀行強盗に押し入って警察に囲まれて、 |
人質と立てこもった強盗犯の男達の物語。1972年の実在した事件の映画化。 |
監督はシドニー・ルメット。出演はアル・パチーノ、ジョン・カザール、チャールズ・ダーニング、クリス・サランドン。 |
面白くて一気に観た。 |
犯人と警察と野次馬との対比がなかなか興味深い。 |
人質の女性達の逞しさがなんかおもろいのよね。 |
ちなみに原題は狼ではなく、犬。 |
実際の犯人と顔が似てるという事でパシーノが抜擢されたという。 |
この作品でさらに知名度を上げた出世作。 |
若き日の独特な雰囲気と熱演がナイス!!! |
狼たちの午後 |
2001年アメリカ |
原題:K-PAX |
上映時間 121分 |
自らを異星人だと名乗る謎の男と精神科医の2人を中心としたハートフルファンタジー。 |
監督はイアン・ソフトリー。出演はケヴィン・スペイシー、ジェフ・ブリッジス、メアリー・マコーマック、アルフレ・ウッダード。 |
SFとしてはちょい異色な切り口。どちらかというとファンタジーぽい。 |
結構昔の作品なのね。でも、あまり古さは感じなかった。 |
で、後半はちょっと違う展開に、、ああ、哀しい物語。。 |
オチは賛否あると思うが、これはこれで良かったように思う。 |
個人的には良い感じだったのでもうちょい深堀りして欲しかった気もするが、 |
これくらいの落とし所の方が余韻も含めていいのかも、、ね。 |
結局、宇宙人だろうが、地球人だろうが大事なのは絆だし、愛だろ?愛。的な1本。 |
K-PAX trailer (HQ) |