「KOTOKO」

「KOTOKO」


2012年日本。

鬼才塚本晋也監督とCoccoががっぷり撮った渾身の1本。
この組み合わせ、世界観、、、
そりゃ、、、痛いよなあ。。。ツライよなあ。
でも割とこの二人にしては解りやすくバランスよく作られてる感じ。

でも、、、ひたすら、、、ツライ！痛い！
ゲロはきそうな1本です。

思わず目をそむけたくなる人が多いと思いますが
これが現実であり人の宿命だと思う。
避けては通れない逃げては通れない愛しい1本。。。

覚悟して観てね。




http://www.youtube.com/watch?v=G3LzXGQ54_8

「わたしを離さないで」

「わたしを離さないで」

2010年イギリスアメリカ。

原作は長崎出身の日系イギリス人の小説。

ネタバレになるのであまり内容には触れないでおこう。
テーマは「命の尊厳」ってとこかな。

「死ぬのを義務づけられた」3人の若者の話。
いやあ、、、これは哀しいね。
もし自分がこうだったらと思うと。。。

「生」を理解しないまま命は「終了」する。
うーん、、、あとをひく1本です。。。


この世に生を受けることこそ奇跡。
自由に生きていけることはさらに奇跡。




http://www.youtube.com/watch?v=eRgKlE1J9D4

「ヘルタースケルター 」

「ヘルタースケルター 」

2012年日本。

やっと観た。
想像してたよりは解りやすく淡白。
もっとエグイのを期待したのだが、、、
オレの希望に添えたら大変だよなあ。。。笑

人気者はつらいよね。
ましてや女はつらいよね。
ファンなんて勝手もので支持する人気者を神格化する。
本人もその期待に応えようとする。
でも所詮は人間。
ファンも人気者も同じ人間なのだ。

まあ自己顕示欲と見栄と自己愛がスターを生む。
すばらしくも滑稽で哀れな状況も生むことになりがち。
まあ、、、破滅覚悟で、、、廃人覚悟でも手に入れたい願望かもしれないよね。


この作品は「沢尻えりか」無しではありえなかったろうね。
とかくいろいろ物議を醸し出す人物だが、、、
オレは彼女を支持する。
あんな表現者も必要なんだよ。
とことん我が道を突き進んでほしい！


あ、それと、、、
途中で流れる懐かしの戸川純の「蛹化の女」にちょいとぐっときてしまった。




http://www.youtube.com/watch?v=LfAlHYwwSHI

「嫉妬」

「嫉妬」

2012年フランス。劇場未公開。

あるレズカップルのお話。

フランスの美的感覚はやっぱりいいね！
一般的な定番より個のあり方を重んじる。
うん、男前だな！
パンクも形骸化してしまったよなあ。
もはやオシャレ。。。

びっくりしたのは二人の女優さん。。。
「天使とデート」でまさしく天使のようだったあのエマニュエル・ベアールがこんなんなっちゃった。。。
若さと美が衰えたところから女優さんの神髄は発揮されるわけだな。。。
で、、、相手役の、、、
えー？！あの「ベティブルー」のベアトリス・ダルもこんなになっちゃった。。。
巨大化！しかもすきっ歯！
それでも妙に魅力的なのはさすがとしかいいようがない！

人間の魅力、女の魅力は、、、その人のあり方次第ですね。
どんなに外見を着飾っても人間の魅力がないと、、、ね。

それを思い知らされる1本。



http://www.youtube.com/watch?v=eUUVQaLEGrM

「私の奴隷になりなさい」

「私の奴隷になりなさい」


2012年日本。
今話題のタレント壇蜜主演の官能SMもの。

実はオレ、壇蜜を観たことがなかった。
なぜならばオレんちにテレビがない。
テレビを観なくなってもう2年。
世の中の芸能情報には疎い。というかどーでもいい。

でも壇蜜のことは早くから知っていた。
ネットや人からの噂でキャラも姿も知っていた。
動く壇蜜、どんな声かも知らなかった。

で、今回ついに、、、、。

感想は、、、、またの機会に、、、、笑

映画の内容？
映画としては解りやすく割とちゃんと創ってると思う。
話としては、、、、
最後から終わりまで、、、オチまでヨメました。
この程度は基本中の基本なのではないですか、、、ね。笑
もっとディープな驚くものを観たいもんです、、、ね。



http://www.youtube.com/watch?v=DIADlwviDUA