「キラー・メイズ」

2018年アメリカ
原題：Dave Made a Maze

ダンボール製の殺人迷路を巡って繰り広げられる大冒険を描いたファンタジーホラー。

うむむむ、、、これはなかなか面白い発想！
自分ちでダンボール手作りの迷路がとんでもないことに！
なんと異次元へつながっちまった！！
金はかかってないが手間はかかってる！
ダンボールアートはなかなか見応えあります。

映画としての稚拙な創りへの突っ込みも
なんだかんだで許してしまう魅力。
これも映画のひとつの表現の在り方。

さすがにそんなイイ出来とは言わないが
なんか人にこっそりおすすめしたくなるような愛すべき1本。

https://www.youtube.com/watch?v=AQSRdNOp7xQ

「復活の日」

1980年日本

コロナ自粛引きこもりの日々。
あえて今、この作品を再び観た。
そういえば当時、小松左京の原作も読んだよなあ。

世界中でのロケ、潜水艦やら軍隊、内外のスター勢揃い、、諸々で話題になったよね。
金かけまくった割に回収できなかったというなんともはやのSFパンデミック
サブタイトルがウィルスだし、今の状況と被るエピソード恐ろしくも多し。

まあ、オチとしては角川映画特有の無理矢理なナイナイパターンではあるが、
今回は個人的に制作者側の気持ちで観てた。

いやあ、、、これは大変だったろなあ、金かかりすぎやん！
これはカメラの木村大作さんが拘ったんだろうなあ、、
この頃、監督の深作さんいくつだったんだろ？なかなかのプレッシャーだよなあ、、、
とか、、けっこう楽しめました。笑

まあ、、映画としてはなんとも残念な出来でございますが、
撮りたいものを後先考えずに撮れた時代、、うん、いいよねえ。

それはそれとして、、、
こんな映画の結末にはなりませんように。。。

https://www.youtube.com/watch?v=__awhEinGR4

「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」

1988年日本
英題：Mobile Suit Gundam Char's Counterattack

ご存知人気アニメシリーズの劇場版映画。
ガンダム芸人という言葉があるくらいポピュラーなガンダム。
全く観た事なかったオレはずっと気にはなっていた。
こんな引きこもりなご時世なんで第一テレビシリーズから見始めて
やっと先日、第一テレビシリーズを終了。
そしてこの劇場版を。。

テレビ版とはちょっと絵的に変わってて、、
ん？誰が誰？状態に。
まあ、観てるうちに慣れてはきたけどね。

見た目はともかく、えらくアムロが大人になったなあって思ってたら、
あれから何年も経ってる設定なわけね。
あの2人は結婚してるし、子ども産まれて大きくなってるし、、、
まあ、シャアのキャラは変わらんよなあ。笑　ブライトも。。
で、あのヒロインの娘は？ん？
うむむ、まだまだガンダム修行が足らないようです。笑


テレビシリーズ観て思ったのは、、、
そんなに面白いか？って。正直拍子抜けだった。
ただ、あの時代にリアル10代で観てたらかなりのインパクトだったろうな、とは想像は出来る。
まあ、リアルタイム体験者であるかないかは大きいよなあ。

でも、テレビから9年経ったこの劇場版は、
そのまま大人への進化を遂げている。
戦争とは？人間とは？にさらに1歩踏み込んでいる印象。
主役はガンダムではなく周囲の人々の葛藤な訳だから今後さらに面白くなりそうな予感はするな。

結局、戦争は敵も味方も全ての人を不幸にする
というメッセージが届けばいいね。
間違っても「愛する人の為に戦うのは美しい」にならなければいいと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=BhUpbrCe12s

「フローズン・ブレイク」

2019年ロシア
原題： Otryv／Breakaway

男女4人の乗ったゴンドラが上空60mで突然停止！
マイナス10度の極寒の中、追い詰められた彼らは自力で脱出を試みるが…って話。

2010年アメリカ映画『フローズン』のモロパクリ。
残念ながらクオリティはいまいち。
まあ、個人的にはそれなりに楽しめましたが。

途中「内山くん、そりゃあ無いよ！！！」と叫ばずにはいられない。
観た人には解る共通の想いです。笑

https://www.youtube.com/watch?v=PykEcQA_4Ac

「それだけが、僕の世界」

2018年韓国
原題： Keys to the Heart

落ちぶれた元プロボクサーの兄と天才的なピアノの腕を持つサバン症候群の弟が織り成す
兄弟の絆を描いたヒューマンドラマ。
主演はイ・ビョンホンとパク・ジョンミン。
絵に描いたような定番のストーリーなのだが、
ベタでも解ってても、、、結局、涙。。。

楽器の当てぶりもこの手の作品には重要なところ。
元々、役者さんがある程度弾けるのか、全く弾けないのかは知らないが
どちらにせよ、ここまでやるには相当の努力が必要だったと思うとそれに涙。
近年、洋画の当てぶりはどんどんクオリティ上がってる。
日本も頑張ってほしいものです。

久しぶりに一般世間におすすめできる、それでいて韓国らしい1本。

https://www.youtube.com/watch?v=UNfpVW0wEEA