「地獄の花園」

2021年日本

普通に働くOLの職場に元カリスマヤンキーの女性が
中途採用されたことから始まった、OLたちによる派閥争いを描くアクションコメディ。
監督は関和亮。出演は永野芽郁、広瀬アリス、菜々緒、遠藤憲一、小池栄子。

いやあ、これは面白かった！
セリフにでも出てくるけど、、まさに「漫画のような展開」。
いやあ、それないだろ！って事がこの作品の醍醐味。
個人的にはお笑いに興味ないんだけど、、脚本は バカリズム。
しっかり笑わされていただきました。つーか、素晴らしい！
監督さんはPV専門の人かな？ワイヤーアクションもお腹いっぱい堪能しました。

女優のみなさんの捨て身の顔芸も堪能出来るおすすめな1本。

https://www.youtube.com/watch?v=aAgia2Dqdwk

「希望の灯り」

2018年ドイツ
原題：In den Gangen／In the Aisles

訳ありの無口な青年がやっと得た職は大型スーパーマーケットの商品補充係。
これまた訳ありな同僚との日々を描いたドラマ作品。
監督はトーマス・ステューバー。出演はフランツ・ロゴフスキ、サンドラ・フラー。

ほのぼの感は無い。ただ特に何も起こらない日常を坦々と描く。
一見、退屈というより閉塞感がツライ作品だが、自分の境遇とリンクする人が観ると刺さるタイプの作品。

みんないろいろあるよな。。
希望が無い日々の中でささやかな歓び。
仕事終わりのビールだったり、職場に気になる異性がいたりね。
で、、、打ちのめされる出来事ばかりの中でわずかな希望を糧に前に進むしかない。
そんな弱ってる人の為の作品。それでも人は生きていくしかないのです。

さらに弱ってしまうエピソードもあるので要注意だけど、
個人的には何気にジャストタイミングで刺さりまくった地味な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=oFtmnWuvdcI

「オールド」

2021年アメリカ
原題：Old

美しいビーチで休暇を楽しむ複数の家族が巻き込まれる謎の現象。
なんと6歳だった男の子が少し目を離した隙に少年から青年へと急成長を遂げていた！！
監督は「シックス・センス」「アンブレイカブル」シリーズのM・ナイト・シャマラン。
出演はガエル・ガルシア・ベルナル、ヴィッキー・クリープス、アレックス・ウルフ。

この設定だけで、、もう！観るしかない！って事でようやく鑑賞。
設定が面白ければ面白いほどオチがムズカシイんだけど、、
まあまあのオチ、、いや、シャマラン監督だからもうちょっとカマして欲しかったかな。

人生悔いなく生きましょう、、な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=Ggszv_W-z78

「ガンズ・アキンボ」

2019年イギリス・ニュージーランド
原題：Bitva za Sevastopol

ゲーム会社に勤める冴えないプログラマーの男がある日目覚めると、、
両手に拳銃が固定された状態で無理矢理デスゲームに参加させられるはめに、なアクションもの。
監督はジェイソン・レイ・ハウデン。
出演はダニエル・ラドクリフ、サマラ・ウィーヴィング、ナターシャ・リュー・ボルディッツォ。

もはや映像表現がゲーム的。ポップでしゃれ乙！まあ、今時と言えば今時やね。
イカレたヤバい下品なおねえさんがオラオラと銃を打ちまくる図は
思わずあのシリーズものを思い出してしまったけど、こちらは続編は難しそう。笑

どうでもいいけど、ラドクリフってぶっ飛んだヤバい役を選んでるようなイメージあるよね。
やっぱりあのイメージを払拭したいんだろうね。大正解だと思います！！！
どんどんやってね、ラドクリフ。笑

https://www.youtube.com/watch?v=-3zeYpzE_o0

「アングスト／不安」

1983年オーストリア
原題：Angst／FEAR

刑期を言えて刑務所を出たばかりのサイコパス男が早速、民家に押し入り、、
ああ！ヤバい！！！、、てなサスペンス。
監督はジェラルド・カーゲル。出演はアーウィン・レダー、シルヴィア・ラベンレイサー。

実在の殺人犯、ヴェルナー・クニーシェックが1980年に起こした殺人事件を題材に描いた猟奇映画。
当時公開されてすぐあまりのエグさに上映禁止となり近年配信で観れるように、、、
ってエピソードで、、こりゃあ観ないとな、、ってやっと鑑賞。
ちなみに日本ではVHSビデオ発売のみだったそうで
邦題も「鮮血と絶叫のメロディー/引き裂かれた夜」だったそうな。。

で、期待して観たら、思ったより普通かなと。
まあ、あの頃の時代を考えると結構ショッキングだったのかもしれないけどね。
意外と肩すかし、、と言いながらも内容的には猟奇胸糞作品なんでその手が苦手な方は要注意。
最近亡くなったドイツの大御所シンセ奏者のクラウス・シュルツェが音楽担当というのも興味深い。

https://www.youtube.com/watch?v=StQiz2Ke_gM