「search/サーチ」

2018年アメリカ
原題：Searching

行方不明になった娘をネットを駆使して捜すお父さんの奮闘サスペンス。

なんと！ストーリーの全てがパソコンの画面上で展開されるという異色の作品。
いやあ、なかなか面白かった。現代ならではの作品。
そして、、、どんでん返しも、、ね。


ちなみにこの監督。これが初監督作の27歳のインド系アメリカ人。
いやあ、びっくり！

今後が愉しみな1本。

https://www.youtube.com/watch?v=pkBLFvR18U4

「地獄愛」

2014年ベルギー・フランス
原題： Alleluia

1940年代に約20人の女性を殺害し死刑となった実在の殺人鬼カップルの事件をモデルに撮りあげた狂気のラブストーリー。
張り合いの無い日々を送る中年シングルマザーがある日出会い系サイトで男と知り合う。
男は結婚詐欺を生業とするなクズ野郎だったのだが、、、。

この作品は悪評が多い。そんな事はない！
気持ち悪い！信じられない！とおっしゃる人も多いが、、、
恋愛に依存する女性は普通に沢山居る。そしてそんな女にハマる男も沢山ね。
善悪も倫理観もすっとばして自分らの世界に入り込むケースは珍しくもない。

そして依存してる女性は美しくも目が怖い。
この女優さん、お見事！
段々キレイになっていく様もなかなかそれらしいんだよね。

常識も倫理もすっとばした末路は悲惨なのが定番。
でもそれすら本人達にとってはシアワセな事なのかもしれない。


あなたは全てを捨ててまで一緒にいたい人はいますか？
純粋さと狂気は紙一重だと改めて思い知る1本。

https://www.youtube.com/watch?v=OQJ_pNceqE4

「止められるか、俺たちを」

2018年日本

2012年に亡くなった映画監督の若松孝二が設立した若松プロダクションの再始動第1作目として制作。
1969年の若松プロダクションを舞台とした青春映画。

70年前後の日本ってスゴかったんだな、、と改めて思う。
エネルギーが有り余ってるっていうかね。
表現に対しても命かけてる感が強い。
もっと早く産まれてこの頃に関わりたかったとも思うが
もしそうだったらとっくに死んでたんだろなって気もする。
細かい事はさておき当時の表現者達のパワーを感じる作品。

ちなみにクレジット観てて、、、脚本家に見覚えあるなって思って検索かけたら
20数年前に一緒に仕事したことあった。
まだまだ頑張ってる人は世の中沢山いるもんだ。
自分も頑張んなきゃって思わされる映画愛にあふれた1本。

https://www.youtube.com/watch?v=y2l28BI9ZI8

「ミッドナイト・バス」

2018年日本

別れた妻と恋人の間で揺れる高速バス運転士と、離れ離れになった家族の「再生」を描く。
新潟が舞台。新潟アピールの作品。

主演の 原田泰造は大型自動車の免許を取得して吹き替え無しの運転シーン。
うん、こんな手の掛け方は大事だよね。

特別可も無く不可も無い作品だけど
娘役の子がやってるアイドルユニット「マジカルワンダー娘（ガールズ）」はちょいとオイシイかもね。

家族の悩みはいつの時代もね、、、の1本。

https://www.youtube.com/watch?v=L5mMnCs4Pn0

「カルガ 積荷の女」

2018年ポルトガル
原題：Carga
WOWOWでは「ヴィクトリア　暗闇からの脱走」のタイトルで放映。

人身売買の売春組織にとらわれた女性達とその組織の人間らの話。。
気が滅入るくらい簡単にどんどん人が死んでいく。
苦手な人は要注意です。

救いの無いドキュメンタリー的かと思ってたらちょいと映画的なエンタメもあり。
それなりに楽しめた。

こういう現実がある国も有ると思うと、、、
まあ、我が国は平和であるかどうかは置いといて治安は良いよなって思わされる1本。

https://www.youtube.com/watch?v=-GMDA_xAlTk