「幸せなひとりぼっち」

2015年スウェーデン

愛妻を亡くし生きる希望を無くした偏屈老人が近隣の人々との交流を通じて再生していくドラマ。
スウェーデンでは記録的なヒットしたそうな。

なんかね、、、自分の老後を観てるようでね、、。
人はやっぱり１人では生きられないもんなんだな、、って。

人生すてたもんじゃない、を判りやすく体感できる良作品。。。


https://www.youtube.com/watch?v=MTGVwDPxQLw

「獣は月夜に夢を見る」

2014年デンマーク.フランス

ざっくり言えば田舎漁村に住む狼女の話。。。

デンマークと言えば鬼才ラース・フォン・トリアーを思い出すが、
この作品の監督はラース作品の美術スタッフだった人らしい。。
映画としての出来は微妙だが北欧の田舎の風景がとにかく美しい。。。

主演の女性はこれが初仕事らしい。
今時珍しい貧乳ちゃん。
最初、、、あら？男？そういうストーリー？と思った。
下世話な話ですみません。。。

あと、、、お父さん役の役者さんナイスジョブ。
彼が可哀想で可哀想でちょいと感情移入してしまいました。

畏敬な者に対する集団イジメはいつの世も、、、ね。
村八分への復讐劇も哀しい、、、愛のストーリー、、な1本。


https://www.youtube.com/watch?v=AJD6T_C_r5g

「彼らが本気で編むときは、」

2017年日本

テーマはLGBTと家族の在り方（差別や育児放棄を含む社会問題）

観てて思い出した、、、
目の当たりにした差別。。。

まだLGBTという言い方がなかった若い頃、、、
仲間達との酒の席でそういう人々の話になった。
もちろんオレとしては「人の個性はそれぞれでいいんじゃないか」と。

ところがその場居合わせた10数人の20.30代の男女。。。
オレ以外の全員が「気持ち悪い」ので認められない、、だった。
オレとしてはカルチャーショックな出来事。。。
しかもその中の１人が「あんな奴らはまとめて殺してしまえ」と言った一言は未だに忘れられない。

これが世の中で、不条理で、と思い知った瞬間だった。

その後の「RENT」との縁とかを考えると単なる偶然じゃなく自分としては必然を感じる。
LGBTの考え方、国家、政治の考え方は無関係ではないと思ってる。

この作品を観ながら、、、そんな憤りが改めて蘇った。。。

ヒューマンドラマとしてはまずまずの出来。
これが遺作になった名優りりィに敬意を！！！！


https://www.youtube.com/watch?v=-Y_K6rnCuB0

「パッセンジャー」

2016年アメリカ

宇宙移民を目的とした5000人の人間を乗せた超大型宇宙船の航行中に
人工冬眠ポッドの故障により主人公１人だけが目覚めてしまう、、、てな話。
いやあ、、、宇宙船の中で死ぬまでひとりぼっち、、、こりゃあツライわな。。。

そりゃあ、、、世界に男女2人ぼっちになれば確実に恋に落ちるわな。。。
なんてことは置いといて。。。

年々進化していく映画業界のSFXテクノロジーがステキ。
無重力のシーンは特にこの作品のウリ、、、特にプールのシーンね。。。

ラストオチ、、悪くないけど、、、
オレが想定したオチの方が秀逸なんだけどね笑、、、な1本。。。


https://www.youtube.com/watch?v=jGE3QY-51Pg

「ザ・マシーン」

2013年イギリス

無敵のアンドロイドが少しずつ人間的感情に目覚めていく、定番のSF。

この手のストーリーは過去に山ほど。。
SF好きには好物に違いないのだが新鮮味はない。
決して悪い出来ではないのだが、あっと驚く展開とか期待したいものです。。。

ブレードランナーを彷彿とさせるところあり。
あと攻殻機動隊ね。。。
女優さんも人間とアンドロイドの二役熱演。

やっぱりアンドロイドに感情移入して哀しくなる1本。


https://www.youtube.com/watch?v=8DpiC3e6F3E