「シン・ゴジラ」

2016年日本

東宝製作のゴジラシリーズの第29作であり、『ゴジラ FINAL WARS』以来約12年ぶりの日本製作のゴジラ映画。
総監督・脚本はエヴァンゲリオンで御馴染みの庵野秀明。

あまりに評判イイとの噂＆友人もちょい役で出演してる云々もあって観に行った。
子供の頃観た「ゴジラ対メカゴジラ」以来のゴジラ映画。。。

庵野監督という事で普通にゴジラ映画じゃないのは想定内。
もはや主役はゴジラではなく内閣閣僚の右往左往の様子がこの作品のウリ。
基本リアリティがミソなんで、、、
テレビしかみないガキや世相に全く興味のない大人にはピンとこない退屈な作品かも。
社会のあらゆるネタをブラックジョークにたしなむ大人な創り。
楽しめるのは大人かオタクのみだよなあ。笑

あと、、、主役は東京。
蒲田だの小杉だの、、、実際街を知ってると感慨深い。
東京人と地方人ではこの作品の楽しみ方に開きがあるだろうね。。。

で、、、あまりの評判に気負って観に行ったオレとしては、、
期待し過ぎ、、、ちょいと肩すかし。。。
もうひとヒネリほしかったな、、、というのが正直な感想。
とは言っても現代の映画創りの在り方に一石を投じる秀作でしょう。

3.11原発事故のオマージュもありつつ、、
映画愛にあふれた気合いの1本。。。


https://www.youtube.com/watch?v=ysRIwlEBjuw&spfreload=10

「海にかかる霧」

2014年韓国

『殺人の追憶』の脚本を担当したシム・ソンボが初監督。
密入国者たちをかくまう船で起きた凄惨な事件。
2001年に発生した「テチャン号事件」を基にした舞台の映画化。

所詮、人間てやつは、、、って韓国お得意のヤナ気分にさせる作品。
酷いんだけど、、、すごく共感できたりもする己に自己嫌悪。
でも、、これが人間なんだよね。。。

どいつもこいつも酷いな、、と思いながら、、、
実はそんなに、、、うん、そりゃそうだよな、、、って、、、

ナイス後味悪い1本！！


https://www.youtube.com/watch?v=S46VT5NbjWE&spfreload=10

「オデッセイ」

2015年アメリカ

火星に一人置き去りにされた宇宙飛行士の生存をかけた孤独な奮闘と、彼を救いだそうとする周囲の努力を描く。

出来としては悪くないがあまりにも定番な展開。
オチも含めてもうひとヒネリ欲しいよなあ。

火星に一人きり、、、こんな孤独はヤダなあ。
何があってもあきらめず、、地球に家族の元に帰る！がアメリカ的。
思想的にあえて火星に残る、、、てな思想がヨーロッパ的かもね。。。笑


https://www.youtube.com/watch?v=3nb1nw8kCj4&spfreload=10

「おかしなおかしな石器人」

1981年アメリカ

元ビートルズのリンゴ・スター主演の特撮コメディ。
いやあ、、、ほんと適当、、、いい加減、、、でもそれがこの作品にはあってる。笑
原始時代なのにしっかり髪もセットしてばっちりメイクしてる綺麗な女優さんだらけ、、
しかもみんなセクシーナイスバデー！おい！どう考えたってヘンだろ！笑
てなことも気にしないで、、、お気楽に楽しもうってね。。。

なーんにも考えないでぼーっと時間過ごすのにナイスな1本。。


https://www.youtube.com/watch?v=u58TKioxsVs&spfreload=10

「キッズ・リターン 再会の時」

2013年日本。

北野武の「キッズ・リターン」の10年後の続編。
ということで観たのだが、、、、
ん？まず、、、役者が全員違う、、、
シンジは似てなくもないが、、マサルは全然キャラ違うじゃん！

で、、、ん？
これって北野監督の作品じゃねーだろ！って、、、
結局、、、北野でなく、、彼のとこの助監督だった人の監督作。。。

いやあ、、正直、、こうも面白くないかあ。。。。
改めて映画は監督次第なんだな、、、と、、ね。

北野作で観たかった！


https://www.youtube.com/watch?v=52jByHGZiNE