「her/世界でひとつの彼女」

「her/世界でひとつの彼女」
2013年アメリカ。

コンピュータOSに恋をする男の話。

SFなんだがそんな感じはしないし地味な展開もなんか良かった。

己を理解している人に人間は依存して惹かれていくのだけど、、、
どんな素晴らしい事象にも永遠はない、、、てこと。
過ぎ去る手を離れていくからこそ美しいのかもね。。。

テクノロジーが日進月歩においてそれほど突飛な話でもないよね。
機械だろうが人間だろうが、、、、「我思う故に我あり、、、」は今も昔も同じだよな。。。

恋愛映画が苦手なオレですが、、、ちょいと感情移入しちゃったりしてね。。。

「生身の人間より機械のほうがまし！」に陥らないようにね。。。

音楽も良かった1本！

https://www.youtube.com/watch?v=xmkFRwmOzVA

「グランド・ブダペスト・ホテル」

「グランド・ブダペスト・ホテル」
2014年ドイツ・イギリス。

なんとも摩訶不思議な大人の童話的な世界観。
これぞ映画の醍醐味と言えるのかもね。

色具合、カメラワーク、粋な台詞、展開、、、
大胆かつ丁寧に作られてるのはさすが！

現代と30年代、60年代、、、と3つの時代ごとに画面のサイズを変えてた！！！
いやあ、、、観てる時は恥ずかしながら気づかなかった。
時代に自然にマッチしてたのかなあ、、、。

世の中にはまだまだ面白そうなのあるね、、、
愉しみだ。。。。


https://www.youtube.com/watch?v=fV3a3Nq-viQ

「家路」

「家路」
2014年日本。

震災、原発、、、福島を舞台にしたドラマ。

人が住めなくなった故郷に戻ってきた青年を松山ケンイチが演じる。
故郷、人間ノ生き様、家族関係、、、
単純に反原発ということだけでなく、１人１人のこれからの生き様がテーマか。。。

全てを赦し本能のままに自然と共存できるとホントはシアワセなんだろな。。。


https://www.youtube.com/watch?v=9CBS6Ynl20U

「ペインレス」

「ペインレス」
2012年フランス・スペイン・ポルトガル。

いやあ、、、凄惨だわ。。。
無痛症のかわいそうな少年の人生をテーマに話が進んでると思っていたら、、、
後半にスペイン内乱赤狩りの戦争的な話が絡んできて、、、
ああ、、、無情、、、、。


健康で平和が何よりもシアワセなんだな、、、と改めてね。。。

己が痛みを感じなければ他人の痛みも想像すら出来ない。。。
我々はいくらかの痛みを知るべくして生きてる。
心身ともにね。。。痛みと思慮は切っても切れないものだね。。。


https://www.youtube.com/watch?v=X-wfT3q1Y0E

「ソウォン／願い」

「ソウォン／願い」
2013年韓国。

2008年に韓国で発生した幼女暴行事件、悲惨な事件を前に途方に暮れる被害者家族の慟哭と復活の話。

子供、悲惨な事件、恨み、やりきれない結果、、、韓国映画お得意のテーマ。
しいていえば、、、悪者は犯人だけで身内にイヤなヤツがいないのが不自然だし、
いることでさらに悲壮感は増したよなあ、、、って思ってしまうオレは人でなしかな。。。
そこまでしなくても罪への憎しみと不条理は充分に伝わる出来でした。
こんな事件は現実にあるわけだから、、、ホント憤りを感じる。
幼児強姦、、、こんなクソ野郎は問答無用で死刑でいいじゃん！って思わせる1本。

それにしてもさすがの韓国子役。
おさえた演技もできちゃうこの子は将来有望ですな。

https://www.youtube.com/watch?v=33w3v8t_U4Y