「愛について、ある土曜日の面会室」

「愛について、ある土曜日の面会室」
2009年フランス。

フランスのマルセイユを舞台に、世代も育ってきた環境も違う3人がそれぞれの思いを抱えつつ刑務所の面会室に向かう姿を描いたヒューマン作品。
泣き叫ぶ人、笑顔で談笑する人、黙って手を握る人、、、
メインキャストだけでなくチョイ役の人々の細かいディティールがなかなかでした。

みんなそれぞれに事情がある。
人の数だけドラマがある。
苦しくともYeah！な人生！！！

これぞヨーロッパ映画の真骨頂！

ん？この監督さん、、、長編初！
２８歳フランス新人女性監督？！
要注意ですなあ！！！



https://www.youtube.com/watch?v=g_jrRoHc5E8

「ネムリユスリカ」

「ネムリユスリカ」

2011年日本。

性犯罪により生まれた少女とその家族の絶望と再生の物語。
海外の評価は高いが国内ではけっこうボロクソ。。。
まあ、整合性が無い。非現実的。うーん。

最初は、、、お、なかなか、、、と思って観てたがドンドン稚拙さが露呈。
うーん、、、残念。

なんか有名らしい子供ピアニストがテーマ曲を弾いてるらしい。
個人的にはイイ曲だと思う。。。
その子が友情出演してるんだけど、、、演技はねえ、、、だから友情出演なんだね！


稚拙と言われても、、、監督と役者さん達の執念は伝わる1本。。。


https://www.youtube.com/watch?v=GMlh6uukAec

「アパートメント:143」

「アパートメント:143」

2011年スペイン。

「パラノーマルシリーズ」「グレイヴ・エンカウンターズ」系のモキュメンタリーホラー。
もうええやろ！って思いながら、、、ん？スペインのあの監督かあ、、、とつい観てしまった。

まあ、、、似たり寄ったり、、、笑、、、スペイン的エンタメもありつつ、、、
スペイン的ご都合オチも、、、笑。。。

この手が好物な方は一応押さえときますか。。。笑



https://www.youtube.com/watch?v=4_A1RCV1dQ8

「蜜の味 テイスト オブ マネー」

「蜜の味　テイスト オブ マネー」
2013年韓国。

野心と欲望にまみれた財閥一家が繰り広げる愛憎を描いたサスペンスドラマ。

って、、、ん？
ああ、あのエグイ「ハウスメイド」を撮った監督さんなわけね。。。
しかもちょこちょこ「ハウスメイド」ネタも、、、笑。

しかもラストあたりは、、、え？、、、おお？
えーーーー！それはないだろ！
まあ、さすが韓国、、、えぐさ世界一、ご都合主義！！！

ああ、生きてるうちに一度くらい札束握って高笑いしてみてー！な1本。


https://www.youtube.com/watch?v=ADP3Zh_jQ8g

「マイ・バック・ページ」

「マイ・バック・ページ」

2011年日本。

海外ではベトナム戦争、国内では反戦運動や全共闘運動が激しかった1969年から1972年という時代を背景に、
理想に燃える記者が左翼思想の学生と出会い、奇妙なきずなで結ばれていく社会派エンターテインメント。てな話。

もし、、、自分がこの学生運動の時代にいたら？、、、、と思ってしまう。
正義の思想の為に人殺しもやったのかな？と自分自答する1本。

なんだかんだ言って、、、時代は変わっても、、、
正義感ぶる偽善者や、ただの野次馬、男についていきたいだけの女、人を利用して儲けを企むヤツはいる。
結局は特殊な時代背景なのだが現在の我々にも置き換える事ができるよな。。。

タイトルはもちろんボブ・ディランのあの「マイ・バック・ページズ」
ラストに日本語バージョンが、、、やっぱり拓郎になっちゃうのがなんとも、、、ね。笑

ちなみにあの時代はオレにとっても興味深い時代。
喫茶店の名前が「宮殿」
主人公が読んでる漫画雑誌が「ガロ」
たまらんなあ。。。笑



https://www.youtube.com/watch?v=yRmFoYR0vYg