福岡市東区の筥崎宮は、鎌倉時代の蒙古襲来で未曾有の困難に打ち勝ったことから、勝利や厄除けの神として知られている。境内には「花庭園」「あじさい苑」などの花園も併設している。図は筥崎宮のパンフレットです。
① 神苑花庭園。
四季折々に花を楽しめる花壇があるようだ。今は春ボタンが終わり、さまざまなユリの花が咲き乱れていた。日本は野生ユリの本場らしく、ヤマユリ、カノコユリ、オトメユリ、ササユリ、テッポウユリなど様々である。その大きさも色もさまざまな表情のユリをここで見ることができた。
② 恵光院の菩提樹
時期的に菩提樹祭が開かれていた。菩提樹は釈迦がその下で悟りを開いたとか…。日本では一般的に「シナノキ」の樹木を菩提樹としているらしい。花は黄色で、小さく下向きに咲いている。数日前、テレビで放映があったらしく、それを見て大勢の観光客が群がっていた。
③ あじさい苑
季節も 6月に入り、様々な色の紫陽花が咲き始めていた。アジサイも日本生まれのガクアジサイがシーボルトらの手によりヨーロッパに渡り、手まり咲きの紫陽花が生まれたらしい。一般的には、これからの梅雨に映える花と言われているが、広い庭園ではさまざまな種類・色のアジサイは見事なものとなっていた。
今日は初夏のややむし暑い日であったが。いくさの神であった筥崎宮は今や花の楽園となっているようであった。