うさぎのひとり言

唐突な思いつきで、脈絡なく不定期に書いてます。

春だから、春だけど、春だもの

2010-03-24 | Weblog
暑さ寒さも彼岸まで、とはいうものの今日はだいぶ寒い。
家族の入院は進行形で、電話がなるたびにいつもとは違う『ビクッと感』も継続中。慈音さんの車イスは無事に完成し卒業式に間に合い、彼が制作中から『ポニラ』と名付けた通りに動き出した。養護の卒業式は小中合同で濃密な感動がある。卒業式に欠席も無く、それ自体が参加した子供達や保護者にとっての大いなる喜びで、共に育ってきた同級生の晴れ姿に涙腺が刺激されてしまう。涙あり、笑いあり、『一人ひとりが主役』っていうお仕着せのスローガンを本当にするパワーが確かにある。
春のお彼岸法要直前の卒業式は、正直かなりヘヴィなのだが、それと引き換えてもなお余りある特別な贈り物。
しかしながら、年間行事に記された予定以上に私を翻弄するのは予定外の出来事で、春の突風に本堂外階段設置のデッカイ強化ガラスが割れてしまったとか、1月ぐらいからなんだか機嫌が悪くて勝手に止まってしまっていた寝室のエアコンが完全に壊れて外気温に反応して気温が下がると冷風が噴出すとか、まったく春の名にふさわしいてんてこ舞いがやってくる。
あれこれつぶやく間もなくなんかかんかドタドタとしていたらもう3月も終わりそう。
驚くね、まったく。

そういえば、小沢幹事長はまだ辞任していないよね。
小沢氏の顔をテレビでお見かけすると、ミスター・ゴーワンがまだ一郎くんだった頃を知っていた今は亡き人を思い出す。
小沢氏が最年少総理になるかならいかって話題で持ちきりだった頃、その人はカウンターでコーヒーを淹れながら、『成らないかなぁ、成って欲しいけどなぁ、勢いだよなぁ』なんてつぶやいていたっけ。そして、結局党首就任が流れてしまった時、『やっぱり路傍の石なんだよなぁ俺達は』『日のあたる場所には落ち着けないんだ』なんて文学青年してたっけ。
ママさんがその傍らで微笑みつつもちゃきちゃき励ましお客さんに運ぶコーヒーを催促していた優しい笑顔が思い出される。
小沢氏には、傲慢ながらもしたたかで確かに強固だった自民党が感じられて、民主党の壁紙(?)の前で話していても、すごいなこの人、敵陣に乗り込んで会見しているのか!?っていう錯覚をもたらす。
だいたい自民党議員の話しぶりが、『小沢先生、これでいいですかっ?』っていう雰囲気なんだもの。
いや、もっとも、そんなのは私が個人的に感じているデタラメであることは分かっているんだけど、なんかね。そんなふうに、実在していない裏政党があるような気になってしまう。
それはたぶん野党になった自民党が、どんな新しい野党としての新しい戦術を繰り出すのかという期待がちっとも満たされないから。軽蔑しきった顔で批判していたやり方そのままでガッカリ。民主党がいきなり連立でスタートしたのもガッカリだけど。
自民党の街頭演説に立った『美しすぎる市議』が悶絶顔で『私たち地方は乾いた雑巾を絞るような……』とぶち上げていたけど、だってそれって自民党に言うことでしょってひどく白けてしまうことばかりが続いている。
誰が決めたか知らないけど、最近は養護学校を特別支援学校というらしい。でも問題は、呼称よりもその内容でしょ。ホント、頼みます! 大名行列みたいな視察したって本当に求められているものは分からないと思う。本当の現実を見つめられる人にこそ政治を動かして欲しい。
こんなことをブツブツつぶやくのは、入浴介助という福祉サービスを利用する為にすでに3箇所に電話して、結局は福祉窓口に行って申請と区分審査を受けて受給者証の発行が約2週間後っていうのが判明して、自立支援法って名前にもまだ馴染めないし、4月から政令市に移行して地区を所轄する役所の場所がまったく変わるし、受給者証は毎年4月に更新する決まりとか、未成人の障害者と成人の障害者では手続きが違うとか、なんか私としてはいつも慈音さんとお風呂に入っているお父さんが3日間不在になる時だけ手伝ってもらえたら助かるっていうことなのだけど、事業所を決めなきゃいけないとか、利用回数を相談してとか、入浴サービスにも3種類あるとか、利用できるかどうかは障害の程度に応じた区分の結果で利用内容や利用時間数が決まるとか、介護保険もややこしかったけど、こちらも似たりよったりで、もう挫折寸前。
話には聞いていたけど、とにかく最初が複雑。丁寧にやさしく説明されて、その複雑さが理解できたところ。4月にちゃんと窓口まで辿りつけるかはビミョー。『よりよく』って文頭にくっつけておいても、その内容がよりよいものなのかどうかは別問題だからね。
今は、とにかく頑張りたいって思っているところ。新年度の始まりが挫折じゃあんまりだから。
一昨年植えたミニチューリップが一冬越えて今年も咲いて、雑草とアブラムシに翻弄されるいつもの春とはちょっと違う賑わい。淡い黄色の花がまだ冷たい春風に揺れてそこだけメルヘンな空間に。春の和みにピッタリ!
すっごい久しぶりの書き込みでなんだかよく分からなくなってしまったけど、閉めてしまったわけでゃ無いのでご容赦の程を。

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