うさぎのひとり言

唐突な思いつきで、脈絡なく不定期に書いてます。

お疲れさまでした[夏の全国高等学校野球大会2015;100年記念]

2015-08-22 | Weblog

お疲れさまでした

 

結婚と同時に相模原に暮らし始めて22年。

ついに、地元優勝というという経験をさせてもらいました。

 

甲子園予選激戦県として全国的に知られた神奈川県ですが、松坂投手擁する横浜高校の伝説の優勝が語り継がれる事と引き換えのように、甲子園では満開になりませんでした。

現役巨人軍監督が優勝しているせいか、優勝の常連校のように思われがち。でも、45年ぶり2回目ですから、さわやかなブルーにストライプのユニフォームとは裏腹に泥臭く粘り強くトーカイ魂を伝えてきた長い時間があったということですね。

だから、卒業生でもないけれど、球場中が[IKUEI]コールに包まれた時は、もちろん東北に初の優勝旗をっていう悲願にみんな共感してしまうのも無理はないけれど、それでも、あの手拍子と歓声はフェアじゃないって憤ってしまいました。球場に満ち溢れた《圧》を威風堂々と受けて立った彼らは、本当にどれだけの練習を越えて、監督とハグする程の頂にまで到達したのでしょうか。

 

相模原には、すでに世に名を知られたくまもんのようなゆるキャラがいるわけでもなく、日本中から見物客が押し寄せる祭があるわけでもなく、なんか中継のテレビ局にはいささか申し訳ないような……。

それでも、じわっ~~~と、相模原にあの真紅の優勝旗が来るのかぁということの大事ぶりが身に沁みて来ます。

ありがたい、ありがたい。

 

それにしても、球児の聖地を3回も経験して、そのうちの1回は準優勝して、まだ2回挑戦する時間があったのに、どうしても音楽やりたいって東海大相模の野球部レギュラーを捨てて、本当に今でも音楽に身を奉げてる藤崎さんて、凄すぎる!!

感銘を受ける言葉をちょくちょくお話しくださいます。

「野球は辞めちゃったけど、れんしゅうのやり方は原貢先生に教えてもらったやり方しか知らないから、ずっとそうやって練習してきたんだ。だから音楽を続けてこられたのかな」

トーカイ魂は、ブルースの音色のなかに静かに、でも確かに灯っています。カックイイ!!