うさぎのひとり言

唐突な思いつきで、脈絡なく不定期に書いてます。

夏の居残り

2007-09-28 | Weblog
9月に入ってからの暑さにはマイッタ。
暑くて雨の少ない年は発生が多いというカセムシ(チャドクガ)が我が家のさざんかにも山盛り状態で……。思い出してもカユくなる。さすがにお手上げでプロに出動してもらうことに。
彼岸花も無事に咲いて、月もまん丸に輝いて、今度こそ本当に秋がやってきてくれるようだ。

今日外にいたらいつもよりも低く米軍機が飛んでいった。背筋に突き刺さる音だ。ミャンマーと関係があるのだろうか? 9.11後のしばらくは、棚上げしている恐怖が足元に降ってくるかのように低空飛行が続いていた。
そこに暮らす人々の生活を否定する政府ってなんだろう。おかしいよ、デモに発砲なんて。

ブームって台風?

2007-09-07 | Weblog


ブームは、知らぬ間にやってくる。近年では、やっぱり『ヨン様』だろう。いまでもCMが流れているからまったく消失したわけではないだろうけど、あのときの比ではない。やたらとNHKが繰り返し放送していて、連続ドラマを見ない私には、何がいいのやらちっともわからない。『お母さんといっしょ』の歌のお兄さんとそっくり、というか同一人物だと思ったくらいで、なんか、たまに外へ出てもすごく浮いてるって感じだった。あの頃は、人に会うと、最初に『ヨン様好き?』って聞いておかないと、ポロッと『どこがいいの?』なんて口走って顰蹙を買ってしまう確立がとっても高かった。最近は、『千の風』だ。とはいえ昨年の紅白で火が付いたらしいから、だいぶ遅れている。でも、例年紅白は見ないし、歌番組も見ないから、『いい曲よ』という話を聞いてもコメントのしようがない。ただ、風って気持ちのいいそよ風もあるし、家も車も牛も飛ばすような竜巻の風もあるし、どういう内容なんだろうなぁ~と漠然と思った。たまたまチャンネルを回していたら、ちょうど『千の風』が歌い始まるところだったので、断片的にしか聞いたことのない曲を聞いてみることにした。びっくりした。『死んでなんかいません』のフレーズに慈音さんがケタケタ笑い出した。今年の夏に3回忌を迎えた慈音さんのおじいちゃん。おじいちゃんの病室に見舞ったとき、いつもはおじいちゃんの手と慈音さんの足とで握手して別れるのに、その手を離さず両足で挟んで、もう帰ろう、一緒に帰ろうと引っ張ったことが忘れられない。そして、そんな慈音に、『すまんのう、今度ばかりはおじいさんは帰れそうにない』と詫びたおじいちゃん。慈音さんのおじいちゃんは、確かに死んだ。そしてお骨になり、一周忌を前に納骨をした。その揺るがない事実をそのままに受け止める以外に、どんな術があるのだろうか。 事実を事実じゃないように語る言葉に、慈音さんはダメ出しをしていた。おじいちゃんの肩車でたくさんの冒険をした。おじいちゃんが往生の後で、ふたりでやったいろんなことを初めて慈音さんはみんなに披露してくれた。身近な人を亡くすということは切なく辛いことだ。だから、その悲しみを慰めてくれるものとして、誰が何を選ぼうと自由だし、決して否定されるものではない。ただ、誰かを慰めようとして安直にブームに乗るのは如何なものか、と思う。私は、親友でもある祖父をなくした慈音さんがどうなってしまうのか本当に気がかりだった。だからといって代わりなどないのだ。そのことに『死』によって喪失するものの深さや大きさを思い知らされる。そして同時に、その人が残してくれた思いの深さに慰められ、励まされ、あたためられる。
考察・・・千の風
http://plaza.rakuten.co.jp/fukashihojo/diary/200704080001/

世間知らず2

2007-09-04 | Weblog

動物園へ行ってアイアイを見た。夜行性なので部屋全体が暗室のように囲われていてあまりよく見えなかったのだが、噂のギョロ目は見えた。アイアイについては、少し前に『ダーウィンが来た』で詳しい生態を紹介していたのだが、その折に、私は子供の頃『アイアイ』がニホンザルとかオランウータンと同じ名称ではなく、アイアイという名の1頭のサルの歌だと思っていたと話したところ、北條不可思さんは、唄の合いの手だと、今の今まで思っていたと告白した。民謡などにある、『よいやさー』とか『そーれー』とか『チョイナチョイナァー』とか。


新学期

2007-09-04 | Weblog


夏休みのほぼ一番最後の日に、街のそれなりの真ん中にある大きな動物園へ行ってきた。フィーディングタイムのあとだったせいもあるけど、やっぱり暑さかな、ダレェ~と寝ている動物をたくさん見て、面白かった。
カンカン、ランラン以来の動物園は、なんかすごく進化していた。象が、鼻で砂をグワシと掴んで、ものすごく正確に自分の背中に放り投げるのを間近に見て、感動した。狭い檻で、ただウロウログルグル動いていた動物たちの姿が強烈だったけど、なんだかとっても変わっていて、嬉しかった。
翌日からは気温がグッと下がって、いきなり秋ど真ん中な季節がやってきた。
曜日の都合で夏休みは9月にまで伸びてきたけど、我が家にも新学期がやってきた。
慈音さんもようやく『ヒマ』な日々から開放される。