OMOI-KOMI - 我流の作法 -

For Ordinary Business People

〔映画〕 四月の永い夢

2020-07-16 19:57:48 | 映画

 

 いきなり国立駅南口の映像から始まったので、それだけで「★3つ」です。

 が、ストーリーは私にはあまり合いませんでした。淡々としている話の進め方を否定するわけではありませんが、あまりにアマチュア的過ぎるような印象を受けました。

 カメラワークもほんの少しずつですが「私の好み」とはズレていて・・・、ヒロインの朝倉あきさんはいい感じだっただけに残念ですね。

 

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〔映画〕 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

2020-07-15 21:43:32 | 映画

 

 「ハリー・ポッターシリーズ」の新作との位置づけの作品です。

 ハリー・ポッターの本編のようにストーリーの面白さはありませんが、映像はよくできていると思います。

 キャスティングについていえば、主人公の青年役のエディ・レッドメイン、この役柄にはちょっと「?」、逆にパートナー役のダン・フォグラーはいい味を出していたように感じました。
 あと、ラストシーンは予想どおりではありますが、思わず微笑みたくなりますね。いいです。

 

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〔映画〕 T-34 ナチスが恐れた最強戦車

2020-07-14 19:55:30 | 映画

 

 ロシア映画ですが、中身は「戦争コメディ」です。

 ゴールに達する前にいくつかのハードルを乗り越えていくという“ロードムービー”的要素もあるのですが、どれも緊迫感はありません。

 結末の“種明かし”もあまりにもご都合主義的で、「実話に基づく」とのことですが、このエピソードが実話だとすると本当に驚きです。さすがにヒロインのプロットはフィクションだと思いますが、これが故に作品の位置づけが“B級コメディ”になってしまったようです。

 

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〔映画〕 エクスポーズ 暗闇の迷宮

2020-07-13 19:46:02 | 映画

 

 不思議な映像が挿入されてストーリーも落ち着かない作品でした。

 主人公に精神的な疾患があって自分に都合のいい幻影を信じ込んでいた・・・。俯瞰して考えるとこれはこれで辻褄が合っているプロットではあるのですが。
 キャスティングは悪くないと思いますし、映像もストーリー展開から観ても違和感はありません。ただ、如何せん(当たり前ですが)観終わって“スキっとする面白さ”は残りませんでしたね。

 ちなみに、本作品の最大のトピックは、ヒロインのアナ・デ・アルマスが“007最新作のボンドガール”だということでしょうか。

 

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〔映画〕 モリーズ・ゲーム

2020-07-12 19:54:49 | 映画

 

 実話にもとづく作品とのことですが、波乱万丈、確かにとても劇的な物語ですね。

 ベースとなるストーリーがしっかりしていることもあり、シナリオもよくできていると思います。過度に盛っているような露骨なシーンもありませんし、場所と時間の切り替えも含め構成も素晴らしく、ちょっと長めの作品ですが十分楽しめました。

 キャスティング面でも、主人公を演じたジェシカ・チャステインは秀逸でしたし、弁護士役のイドリス・エルバも役柄にとてもマッチしていました。さらに、この二人のやり取りのシーンはこの作品の質を大いに高めました。
 この出来なら、もう一度観てもいいですね。

 

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リーダーシップの哲学―12人の経営者に学ぶリーダーの育ち方 (一條 和生)

2020-07-11 21:33:55 | 本と雑誌

 著者の 一條和生教授は一橋大学の野中郁次郎教授が主宰する社会人向け経営者育成プログラムである「ナレッジ・フォーラム」での経験に触発されて本書の執筆を決心したそうです。 
 私も、まさにその「ナレッジ・フォーラム」の一期生なのですが、事情があってほとんど参加できませんでした。ただ、フォーラムのアフタケアは素晴らしく、そういった私にもいまだに関係書籍が出版されると送ってくださいます。
 本書もそういった経緯で手にしたものです。

 12人の経営者の方の貴重な「経験の共有」。やはり、一流の経営者の方々の体験談を伺うとワクワクしますし、その方々の言葉には体験に裏打ちされた説得力があふれています。 

 たとえば、LIXILグループCEO(当時)藤森義明さんのGE時代の話。 

(p9より引用) ウェルチは当時、「バウンダリーレス」という概念をよく口にしていました。これは、垣根(バウンダリー)を作ってはいけないということです。垣根を作ると、そこで情報が遮断され、チームワークが失われます。日本では手にした情報の優劣で競争したりしますが、GE内では情報を公開し、同じ情報をベースにどういう行動をするかで競って、その人の価値が決まるのです。 

 改めて、わが身の甘さを思い知らされます。 

 次は、花王の代表取締役社長(当時)澤田道隆さん。研究部門の出身の澤田さんが体験した「バックグラウンドの違う人材を活かす」というお話です。  

(p28より引用) 欧米企業では事業撤退をすると、人員を解雇します。 しかし、日本ではそのようなケースはまれです。わが社の情報事業撤退においても、関連研究所のほとんどの人が残り、基礎研究や家庭品の研究に移りました。その結果、ヒット商品がいくつも生まれたのです。・・・ こうした事例は、花王グループの研究部門のリーダーたちが、情報関連事業のメンバーのポテンシャルを活かそうとしたからこそ実現したのです。バックグラウンドの異なる人をうまく組織化すればすごい力になることは、当時はもちろんのこと、今なお実感しています。 

 ダイバーシティの重要性は普通に語られるようになりましたが、それを真に活かすには「リーダーの意思」が不可欠だとの実例ですね。 

 そして、良品計画元会長松井忠三さん。西友時代に幹部向け研修を企画したときの経験です。 

(p197より引用) こうしてさまざまな研修を実施しましたが、結局のところ、幹部の意識は変わりませんでした。変革では、意識改革は先に来ない。仕組みを変えた後でようやく意識も変わっていくのだとつくづく感じました。 

 この本音の指摘はなかなか聞くことはできません。 

 さて、本書で紹介されたリーダーの方々は、今も更に留まることなく様々な立場や行動にチャレンジし続けていらっしゃいます。 
 翻って私はといえば、反省しきりですね。改めて、大いに刺激を受けました。もう今の立場になってしまうと自分自身が実践するチャンスは極めて少ないと覚悟するところもありますが、それでも何とかこのインプットを活かせる手立てを見つけたいものです。 

 

 

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〔映画〕 GODZILLA ゴジラ

2020-07-10 16:34:13 | 映画

 

 地上波での放送ですが、観るのはもう3・4回目のような気がします。

 しかし何度観ても「イマイチ」の出来ですね。この手の映画ですからストーリーは二の次ではありますが、それにしても何の物語性もないのはどうかと思います。

 あとは言わずもがなの“造形”。ゴジラは百歩譲って諦めるとしても、M.U.T.O.の姿・・・、あれは流石にないですよねぇ。

 

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〔映画〕 クーパー家の晩餐会

2020-07-09 21:31:42 | 映画

 

 観始めて気がついてのですが、この作品は2度目でした。

 家族それぞれにまつわる複数のエピソードが並行して進行していくというこの手の映画ではよくある構成です。ただ、最後に登場人物やエピソードが接点を持ちながら収束してほどの凝った筋書きではありません。

 キャスティングもダイアン・キートンをはじめ女優陣は無難に収まっていますが、男優さんたちはかなり影が薄かったように思いますね。今一歩という印象の映画でした。

 

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〔映画〕 ジャコメッティ 最後の肖像

2020-07-08 20:05:30 | 映画

 

 彫刻家・画家のアルベルト・ジャコメッティを主人公にした作品です。

 一人のモデルのポートレートを描くいかにも芸術家然とした主人公とそのモデルの男性との数日間の姿を柱としたストーリーですが、映像も抑えたトーンでなかなか興味深い出来栄えでした。

 パリという土地柄と退廃的な時代感を踏まえた音楽の使い方も素晴らしく、久しぶりに“良い映画”を堪能した気がします。

 

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〔映画〕 トゥー・ウィークス・ノーティス

2020-07-07 20:27:00 | 映画

 

 ひと昔前の典型的なアメリカン・ラブコメ映画です。

 ヒュー・グラントとサンドラ・ブロックの共演ですが、こういった優柔不断なダメ男の役となるとヒュー・グラントの右に出る役者さんはいませんね。
 ラストは急転直下の展開でかなり雑な持って行き方なので、シナリオとしてはどうかと思いますが・・・。

 あと、今となってはこの映画の最大の見どころは、ドナルド・トランプが不動産王として本人役で登場したシーンでしょう。しかもヒュー・グラントとそこそこセリフのやり取りがあるのでびっくりです。

 

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〔映画〕 マダムのおかしな晩餐会

2020-07-06 18:55:53 | 映画

 

 フランスの原題はストレートに「Madame」。
 変な邦題の類ですが、本編はなかなか面白いテイストの作品でした。

 シナリオも良かったと思いますが、何といっても圧巻は主人公のメイド役のロッシ・デ・パルマさんでしょう。スペイン移民のメイドの純朴な姿を見事に表現していたと思います。

 問題のラストシーンですが、立ち去っていく主人公の表情の変化をどう解釈するか・・・。その前の「ハッピーエンドを好む」と話すシーンを伏線ととらえるか・・・。
 私は、主人公の「自立への決意」と考えたいですね。

 

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〔映画〕 グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札

2020-07-05 20:53:12 | 映画

 

 モナコ公妃となったグレース・ケリーをモデルに、かなりの脚色を加えた作品です。

 シナリオはまあまあよくできていると思います。それだけに逆にいえば、フィクションの部分がとても多いということでもあるのでしょう。

 あと、主役のニコール・キッドマンですが、私は「???」でした。実在していた女優さんがモデルですからやり難さはかなりだったと思いますが、正直「タイプ」が違うと感じました。

 

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〔映画〕 クリスタル殺人事件

2020-07-04 19:53:16 | 映画

 

 イギリスを舞台にしたアガサ・クリスティー原作の映画です。

 ミステリーとしては事件の動機が唐突かつ少々無理筋なので、大変失礼な物言いではありますが、正直駄作の部類だと思います。

 しかし映画という点では出演者の演技も含め時代感の表現は秀逸です。中でもエリザベス・テイラーは流石に貫禄がありますね、存在感という点では、美空ひばりさんとダブるところがあります。

 

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〔映画〕 ミックス。

2020-07-03 20:22:55 | 映画

 

 正統派の日本版ラブコメです。
 こういった軽いノリの予定調和ストーリーは素直に楽しめるので、私は大好きです。

 新垣結衣さんの映画は初めて観たのですが、とても素直に演じていていいですね。あと、敵役の永野芽郁さんもとてもそれらしく、さらに広末涼子さんが脇でしっかり支えていて、いいキャスティングだと思います。

 そしてその上に、水谷隼選手・石川佳純選手・伊藤美誠選手等も顔を出していてエンターテインメント作品としては大サービスといったところです。
 あと、驚くべきは池上季実子さんの貫禄ですかねぇ。

 

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〔映画〕 山猫は眠らない6 裏切りの銃撃

2020-07-02 20:13:53 | 映画

 

 「山猫は眠らない7」を観て、第一作目に戻ってようやく「6」に辿りつきました。

 今回の作品は、ちょっと小休止といった感じですね。
 主人公のブランドン・ベケットの描き方が少々雑になってきたようです。行動も思慮が浅いところがある反面、決定的な活躍をするというのは「二流のヒーローもの」で時折見られるパターンでしょう。

 ここまでシリーズとして延々と続けてきたわけですが、そろそろ次作あたりが“正念場”になりそうです。

 

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