「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」4部作の最終作、完結版です。今年(2021年)社会現象にもなった作品ですね。
ここまでシリーズを観てきて、この作品でようやく冒頭からストーリーには乗っていけましたが、後半になるとキツくなってきました。
今まで作られた同じような作品の流れの域を超えない“犠牲のプロット” はお決まりですが、そのあとのラストに向かう「難しい講釈」は好悪が分かれるように思います。私にはあまりに“理屈っぽ過ぎ”ましたし、結局は“個人レベルのモチーフ” に収斂されて、ここまでの壮大な展開は何だったんだといった一種の徒労感も抱きました。
ということで、ここ数日間という超短期間「エヴァの世界観」に触れたに過ぎない私の「新劇場版4部作」についての感想は、“テーマとストーリーが今一つしっくりマッチしなかった” ということでした・・・。
あと、蛇足ですが、こうやって「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の第1作から観てみると、「映像」のレベルの格段の進歩には目を見張るものがあります。素晴らしいですね。
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